ゴム午前=総じて軟調、ただし円安や上海ゴムの下げ渋りから下げ幅は縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて軟調。寄り付きは、上海夜間の下落を受けて、軟調にする
限月が目立った。その後もドル・円が161円台前半までの円安に振れたことや上海ゴ
ムの下げ渋りを受けて、下げ幅を縮小する限月が目立っている。一部限月はプラスサイ
ドに振れている。TSR20は出来ず。

 午前11時46分現在のRSS3号は前営業日比6.4円安〜1.4円高。活発限月
の12月限は同2.1円安の330.5円、期先25年6月限は出来ず、推定出来高は
826枚(前日夜間取引含む)。

【12月限は徐々に上値を切り下げる】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上海安を手掛かりに売りが優勢となっている。
活発限月の12月限は、一時326.7円まで下落する場面があった。12月限は、
25日には338.8円まで戻したが、その後、上値を切り下げる展開が続いている。
 下値は、25日以降、終値ベースで330円割れは回避されている。ただ、今日の取
引で同水準を割り込んで引けるようなら、19日の安値324.8円を試しそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が出来ず。TSR20は総じて買いが優勢となって
おり、0.6セント安〜1.0セント高。

 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2024年9月限は、前営業日
比95元安の1万4965元で推移している。

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