【市況】 ゴムRSS3号は、総じて小じっかり。寄り付きは、上海夜間の下落を受けて、軟調 に推移し、夜間取引の上げ幅を縮小させマイナスサイドに沈む限月もみられた。中盤に 入ると、薄商いの中、玉次第の展開となり、買いがやや優勢となっている。TSR20 は出来ず。 午前11時41分現在のRSS3号は前営業日比0.7円安〜1.9円高。活発限月 の12月限は同0.7円高の329.2円、期先25年6月限は出来ず、推定出来高は 632枚(前日夜間取引含む)。 【12月限は徐々に上値を切り下げる】 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上海安を手掛かりに売りが優勢となる場面があ った。活発限月の12月限は、6月25日に338.8円まで上昇後、徐々に上値を切 り下げる展開となっている。今日は、330円以下で取引される時間が長くなってい る。下値のポイントは、6月19日の安値324.8円である。同水準を割り込むと、 節目の320円を試しそうだ。 なお、当限と6番限のサヤが、15円前後の逆ザヤとなっている。産地価格が下落し ていることから、今後、当限と6番限のサヤが縮小しそうだ。目先、期近主導での下げ 局面となる可能性がありそうだ。 【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】 シンガポール市場は、RSS3号が10月限のみ約定し、1.0セント安。TSR2 0は売りが先行し、2.2〜1.6セント安高。 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2024年9月限は、前営業日 比110元安の1万4835元で推移している。 MINKABU PRESS
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