シカゴコーン市況=主要限月は反発、これまでの下落後の修正で買い戻される

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2024/07    398.25      403.75      398.25      402.00      + 3.75
   2024/09    408.00      413.75      405.75      408.00      + 1.00
   2024/12    421.75      426.50      419.50      421.25      + 0.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       321,547        369,867       1,513,325 (-   1)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米気象庁発表の6−10日予報(7月8日−7月12日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 コーンは主要限月は反発したが期中以降は反落。終値の前営業日比は5.50セント
安〜3.75セント高。中心限月の12月限は0.75セント高の421.25セン
ト。
 6月28日の取引で大きく下落し、複数の限月が一代安値を更新した後で売り警戒感
が強まるなか、前日に続いて修正のための買い戻し主体の足取りとなり期近の主要限月
は堅調。ただ、米産地では気温が低下しシルキング期を迎えているコーンの生育にとっ
て理想的な環境となっていることに加え小麦が軟化したことで上値は抑制され期中以降
は軟化した。
 12月限は421.75セントで取引を開始した後に値を落とし、アジアの時間帯は
421.50セントを上値抵抗線とする安もみとなった。欧州の時間帯には値位置を切
り上げ、シカゴの時間帯には買戻しが広がるなか426.50セントの高値まで浮上。
ただ、高値では売り崩されて値を落とし、終盤は420〜421.50セントの限られ
たレンジでの低迷となり、わずかな上げ幅を維持し、かろうじてプラスサイドを維持し
て引けを迎えた。
 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは気温が低下しシルキング期を迎えるコーンにとって好天が続いてい
る。ただ、一部地域では表土の土壌水分が不足気味で、6月30日時点での表土の土壌
水分不足の比率はイリノイ州、インディアナ州、オハイオ州で40%以上を記録してい
る。対照的に中西部北部では土壌水分が過剰な状態となっているが、2日には中西部北
部で散発的な降雨が発生している。
 米国の多くの地域では気温が低下しているが、大西洋沿岸地域では7月4日以降に再
び気温が上昇するだろう。一方、寒冷前線が通過中の中部および東部では広い範囲で散
発的な降雨となり、今後5日間は中西部、プレーンズなどで25〜75ミリの雨量を記
録する見込み。6〜10日間予報に関しては7月7〜11日にかけて全国的に気温は平
年並〜平年を上回る一方、雨量は中西部南部で平年を上回るが、プレーンズ北西部の半
分の地域では平年以下に留まるだろう。

 シカゴ小麦は反落。米産地での気温が低下し、春小麦の生育に適した天気が広がると
の見通しやロシアの小麦の作柄はこれまで懸念されていたほど悪化していないとの見方
が弱材料となった。期近12月限は前日比7.75セント安の604.75セントで終
了。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズではテキサス州、オクラホマ州、カンザス州の一部で熱波となり2日の最
高気温は38℃前後に達している。この熱波は夏穀物などにマイナスの影響を与える一
方、冬小麦の収穫には好適となっている。プレーンズ北西部の半分の地域では降雨が発
生しており、春に作付された穀物の生育に適した天気となっている。
 南部ではメキシコ湾岸西部からミシシッピデルタにかけての地域以外では穏やかな天
気が広がっている。ただ、南東部の一部では依然として降雨が必要となっている。
今日の材料
・コーンベルトでは気温が低下しシルキング期を迎えるコーンにとって好天が続く。
・コーンベルトの一部地域では表土の土壌水分が不足気味。
・2日には中西部北部で散発的な降雨が発生。
・今後5日間は中西部、プレーンズなどで25〜75ミリの雨量を記録する見込み。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。