[今日の視点]貴金属=金は小反落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が小反落して寄り付く見通し。金は円高を受けて売り優勢となろう。銀
はドル建て現物相場の上昇を受けて小幅高となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプ
ラチナがドル建て現物相場の下落と円高を受けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は1.28ドル高の
2356.64ドル、銀が11セント高の3037セント、プラチナが7.00ドル安
の997.50ドル、パラジウムは2.38ドル安の1019.33ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=161.26/28円で、前営業日の
大引け時点から0.14円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万2246円前後、銀は158.8円前後、プラチナ
は5200円前後、パラジウムは5300円前後。
【金は米国休場で小動き】
 金はきのうの海外市場では、米国の休場を受けて小動きとなった。
 金は次の材料待ちで小動きとなった。欧州中央銀行(ECB)が公表した6月5〜6
日の理事会の議事要旨で、政策当局者はインフレは継続的に低下していくとおおむね確
信していたものの、一連のネガティブなサプライズを踏まえ、利下げに不安を感じた当
局者もいたことが分かった。一方、英国で4日に投開票された総選挙(下院、定数65
0)は、出口調査によると、野党労働党が過半数を大きく上回る議席を獲得し、スター
マー党首が次期首相に就任する見通しとなった。
 バイデン米大統領は、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行い、イスラム組織
ハマスとイスラエルとの間の停戦のほか、ハマスが拘束している人質の解放に向けた最
終合意への取り組みについて協議した。
 銀はきのうの海外市場では、米国の休場を受けて小動きとなった。
【プラチナは戻りを売られる】
 プラチナはきのうの海外市場では、戻りを売られて軟調となった。
 プラチナは戻りを売られた。欧州連合(EU)は中国製電気自動車(EV)に対して
17.4%〜37.6%の追加関税を課す。EU当局者が明らかにした。関税は暫定的
なもので、EUの反補助金調査はあと4カ月続く。欧州委員会が中国製EVに対する暫
定追加関税を決定したことを受け、中国EVメーカーは値上げなどの対応に動きそう
だ。
<今日の予定>
・全世帯家計調査・消費支出 2024年5月(総務省)
・独鉱工業生産指数 2024年5月(経済技術省)
・ユーロ圏小売売上高 2024年5月(EUROSTAT)
・米雇用統計 2024年6月(労働省)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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