原油相場は調整売り優勢の展開が続いている。9日は大きな材料が浮上した訳ではな いが、中東地政学リスクの軽減期待、熱帯性低気圧による大規模供給障害の回避など が、調整売りを誘う展開が続いている。特にイスラエルとハマスの停戦協議に進展がみ られるか否かは重要。一方で、これまで原油相場を押し上げてきた要因の一つである需 給引き締まり観測に変化は生じていない。10日発表の米原油在庫は、市場予想だと 130万バレル減になっている。実際に在庫の取り崩しが確認されると、需給要因の買 いが膨らみやすくなる。また、10日には石油輸出国機構(OPEC)月報が公表され る。需要見通しの修正状況にも注目したい。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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