パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が行われた。想定通りに利 下げのタイムラインについて踏み込んだ発言はなかった。ただし、「我々が直面するリ スクは高止まりするインフレだけではない」として、労働市場の状況が冷え込み始めて いることを強調したことはポジティブ。少なくとも雇用市場の過熱感を理由に利下げを 見送り続ける必要性は薄れている。今回の発言内容から8月利下げはない一方、9月利 下げに向けての地ならしが着実に進んだと評価されよう。金市場では、議長の発言より も11日の6月消費者物価指数待ちのムードが強かったが、米金融政策要因では金相場 の値上がりが支持される環境になっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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