シカゴコーン市況=期近2本は続伸も他は軟調、玉整理基調が続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2024/07    399.75      405.75      399.75      403.25      + 3.00
   2024/09    393.75      398.00      390.75      395.75      + 1.75
   2024/12    408.25      409.25      404.00      407.25      - 1.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       531,359        375,511        1,561,542 (+ 13,380)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(7月5日までの週)
 生産量:日量105万4000バレル (前週比1万バレル減)
 在 庫: 2360万3000バレル (前週比9000バレル増)
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*米気象庁発表の6−10日予報(7月15日−7月19日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
(9日付。10日付は日本時間午前6時現在、未発表。)
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 コーンは期近2本が続伸、他は軟調。終値の前営業日比は4.50セント安〜3.
00セント高。中心限月の12月限は1.25セント安の407.25セント。
 12日の米農務省(USDA)月例需給発表を前にした玉整理基調のなか、期近の2
限月は、これまでの下落後で買い戻す動きが見られた。同じく12日に納会を迎えるこ
とも当限の買い戻しを促す要因となった。ただ米産地での良好な生育や米月例需給報告
での需給緩和見通しを受けて3番限以降は売り優勢で運ばれた。
 12月限は408.25セントで取引を開始。アジアの時間帯は406.50セント
を下値支持線とするもちあいとなったものの次第に値崩れしシカゴの時間帯前半には
404セントの安値まで軟化。これで売り一巡感が強まり買い戻されて409.25セ
ントの高値まで浮上してプラスサイドに転じたが、409セント台に達すると売り直さ
れる足取りが続き、プラスサイドを維持できずに引けを迎えた。
 米エネルギー省発表の7月5日までの週における1日当たりの平均エタノール生産
量は前週比1万減の105万4000バレルだった。一方、7月5日時点のエタノール
在庫は前週比9000バレル増の2360万3000バレルだった。
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、五大湖周辺南部をサイクロンベリルが弱体化した低気圧が通過
中。これに伴いミシガン州およびその周辺地域ではまとまった雨量を伴う降雨が発生。
この雨は全体的にコーン及び大豆の生育に適しているが、一部地域では鉄砲水が発生し
ているほか、冬小麦の収穫が妨げられている。中西部北部の土壌水分は依然としてぬか
るむなか気温が低下すると同時に広い範囲で散発的な降雨が発生。
 サイクロンベリルが弱体化した低気圧は今後も北東部に向かって移動していき、10
日午後には寒冷前線に到達するため五大湖周辺南部からニューイングランド州北部にか
けての地域では50〜100ミリの雨量を伴う降雨が発生する見込み。一方、東海岸で
は低気圧が浮遊しているため、今週後半にはまとまった雨量を伴う降雨が発生する可
能性がある。対照的にプレーンズでは降雨の発生はないもよう。また週末にはプレーン
ズ北部および中部からコーンベルトの西端にかけての地域で最高気温は38℃近くまで
上昇するだろう。6〜10日間予報については7月15〜19日にかけて全国的に気温
は平年並〜平年を上回るだろう。この間雨量はほとんどの地域で平年並〜平年を上回る
見込み。
 シカゴ小麦は軟調。期近5本が2ケタ安。
 米産地では鉄砲水なども発生しているが、降雨による生育環境の改善が期待されるな
か売り優勢となった。期近12月限は前日比10.50セント安の585セントで終
了。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)
 米プレーンズではモンタナ州では次第に気温が上昇しているが、その他の地域の気温
は平年以下〜平年並となっている。一方、降雨の発生は無く冬小麦の収穫を含めた農作
業が進行。
 米南部ではハリケーン被害からの修復が続いている。10日現在で依然として170
万世帯で停電が続いている。他の地域では、極南部では散発的な降雨が発生している
が、その他の地域では高温多湿となっている。
今日の材料
・コーンベルトでは五大湖周辺南部をサイクロンベリルが弱体化した低気圧が
 通過中。
・ミシガン州およびその周辺地域ではまとまった雨量を伴う降雨が発生。
・中西部北部の土壌水分は依然としてぬかるむなか気温が低下すると同時に広い範囲
 で散発的な降雨が発生。
・週末にはプレーンズ北部および中部からコーンベルトの西端にかけての地域で最高
 気温は38℃近くまで上昇する見込み。
・7月5日までの週における1日当たりの平均エタノール生産量は前週比1万バレル減
 の105万4000バレル。
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