海外市況サマリー(10日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/ 8 2,379.7   +11.8  シカゴ大豆  2024/11 1,067.00  -13.00
NY銀     2024/ 9 3,101.4   - 4.2  シカゴコーン 2024/12   407.25  - 1.25
NYプラ    2024/10 1,006.7   + 7.7  NY原油   2024/ 8    82.10   +0.69
NYパラ    2024/ 9   991.60  +5.40  ドル・円               161.70   +0.40
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は161.70円台で推移
 NY為替市場でドル円は上値追いが続き、一時161.80円付近まで上昇する場面
が見られた。本日もパウエルFRB議長が下院で議会証言を行っていたが、事前原稿は
前日の上院での証言とほぼ同様の内容となっており、市場も特段の反応は見せなかっ
た。
 利下げは視野に入っているものの、データを確認したいとのこれまでの姿勢に変化は
ない。直近の経済指標に景気減速の兆候が見られていることから、市場ではもう少しハ
ト派に傾斜するとの期待も出ていた。
 市場は11日の米消費者物価指数(CPI)と12日の生産者物価指数(PPI)に
注目が移っているようだ。それらは利下げ見通しおいて重要な試金石になると見られて
いる。
 目先は7月3日の高値161.95円を突破して162円台を試しに行くか注目され
るが、ただ、過熱感も否めないことも事実。
◎NY貴金属=総じて上昇、米国債の利回り低下が支援
 ニューヨーク金は続伸、銀は反落。
 金8月限は続伸。時間外取引では、買い戻されて堅調となった。欧州時間に入ると、
買いが一巡し、もみ合いとなった。日中取引では、米国債の利回り低下などを受けて堅
調となった。ただパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の利下げに慎重な姿勢は変
わらず、利食い売りなどが出て上げ一服となった。
 銀9月限は金堅調につれ高となったが、利食い売りなどが出て戻りを売られた。
 プラチナ系貴金属(PGM)は反発。
 プラチナ10月限は反発。時間外取引では、金堅調につれ高となったが、戻りは売ら
れた。欧州時間に入ると、買い戻されて堅調となった。日中取引では、米国債の利回り
低下を受けて買い優勢となった。ただパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の利下
げに慎重な姿勢は変わらず、上げ一服となった。
 パラジウム9月限は米国債の利回り低下などを受けて堅調となった。
◎LME=アルミ・ニッケルは続落、銅は欧米株高を受けて反発
 アルミ3カ月物は続落。2495ドルで小安く寄り付いた後も6月の中国消費者物価
指数の弱気な内容を受けた同国の経済見通し不安感から売り優勢となり、アジア時間の
終盤に2476.50ドルの安値を付けた。安値で買い戻された後に2490ドル台後
半まで値を戻した。欧米株高にもかかわらず、戻り待ちの売りに値を崩し、小幅安で終
了。アルミ合金が現物価格のみ200ドル高となったが影響はなかったもよう。
 銅3カ月物は反発。9875ドルで買い優勢で取引を開始しながらも6月の中国消費
者物価指数が市場予想を下回ったことで中国経済の先行き不安が強まったことから軟化
に転じ、一時9800ドルまで軟化。ただ、国債利回り低下を受けた欧州株高や米株も
堅調となったことで上値を探る足取りに転じ、一時9933ドルまで浮上。高値では転
売が見られたものの押しは浅く、9900ドル台を維持して終了。

◎NY原油=反発、EIA週報が需給タイト化を示唆
 ニューヨーク原油の期近は反発。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油やガソリンの在庫が減少し、
季節的な需給の引き締まりが見られることが相場を押し上げた。弱含んでいた製油所稼
働率は95.4%まで上昇し、今年の最高水準に並んだ。ガソリン需要の4週間移動平
均は929万4000バレルまで増加し、今夏に入って前年同時期の水準を初めて上回
った。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続落。調整売りが続いた。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近から大幅続落、コーンは期近2本以外が軟調
 大豆は期近から大幅続落。

 これまで米産地での良好な生育が続いていることが意識されるなか、12日発表の米
農務省(USDA)月例需給報告前の玉整理基調のなか、売り優勢で運ばれた。11月
限は21年6月以来の水準まで軟化。

 コーンは期近2本が続伸、他は軟調。
 12日の米農務省(USDA)月例需給発表を前にした玉整理基調のなか、期近の2
限月は、これまでの下落後で買い戻す動きが見られた。同じく12日に納会を迎えるこ
とも当限の買い戻しを促す要因となった。ただ米産地での良好な生育や米月例需給報告
での需給緩和見通しを受けて3番限以降は売り優勢で運ばれた。
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