●論点解説原油、IEA月報とOPEC月報を受けて=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国際エネルギー機関(IEA)月報が公表されたが、2024年と25年の世界石油
需要の伸びはともに日量100万バレルを下回る見通しが示された。世界経済の成長鈍
化、燃料効率の改善、電気自動車(EV)普及の影響などが指摘されている。一方、石
油輸出国機構(OPEC)は24年が225万バレル増、25年が185万バレル増と
予想している。既に7月の段階で、25年はともかく24年の需要見通しにこれだけの
違いがあるのは異例である。IEAの見通しでも7〜9月期は大幅な供給不足の見通し
だが、10〜12月期には小幅供給不足に留まることになる。一方、OPECの見通し
が正しければ、年後半は需給の引き締まり状態が続くことになる。両者の予測値に歩み
寄りが見られない中、特に10〜12月期の国際原油需給見通しの不確実性は大きい。
7〜9月期が需給引き締まりのピークになるなるか否か、前提になる需要見通しが割れ
ている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。