プラチナ市況=プラチナは反落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/08          2025/06    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         12,323    -39    12,344   -71  : 2,406.11   +25.23
銀          158.0    0.0     162.9  -0.1  : 3,093.00    -8.00
プラチナ     5,112    -44     5,130   -60  :   997.00    +2.70
パラジウム   5,100   -200     5,100  -200  :   981.31   -14.33
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    159.04   -2.68  ユーロ・ドル相場   1.0867  +0.0031
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【市況】
 プラチナが反落。プラチナは円高を受けて売り優勢で始まったのち、下げ幅を拡大し
たが、円高が一服すると、下げ一服となった。午後に入ると、ドル建て現物相場の戻り
を売られたことを受けて軟調となった。パラジウムの商いは成立せず、帳入値で下落し
た。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが65〜36円安、プラチナスポットが25
円安、パラジウムが200円安。
 推定出来高は、プラチナが1万0651枚、プラチナミニが791枚、プラチナスポ
ットが3578枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは米CPIの伸び鈍化や金急伸が支援】
 プラチナ先限は夜間取引で5227円まで上昇したのち、上げ一服となり、5125
円まで下落した。ニューヨーク高が支援要因になったが、円高をきっかけに戻りを売ら
れた。円相場は1ドル=157円台後半まで円高に振れた。日中取引では159円台前
半に戻した。
 米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受けて米連邦準備理事会(FRB)の9月
の利下げ見通しが強まり、ニューヨーク市場で買い優勢となった。ただプラチナ先限は
ドル安に振れるなか、円買い介入をきっかけに円高が進んだことが圧迫要因になった。
弱い経済指標が続くと、再び介入が実施される可能性がありそうだ。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1006.09ドルから、金軟調につ
れ安となった。午後に入ると、下げ一服となったが、戻りは売られ、997ドル台まで
下落した。
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