シカゴ大豆市況=期近から大幅反発、下落後の買い戻しや中国需要期待で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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             始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2024/08   1,100.50    1,119.75    1,100.50    1,117.75     +20.50
   2024/09   1,041.00    1,066.25    1,040.75    1,064.75     +28.00
   2024/11   1,040.75    1,069.75    1,040.50    1,068.75     +32.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       241,927          156,347         841,357 (+  255)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(7月18日までの週)
 大 豆:32万7061トン(前週改定値:17万5327トン)
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*米農務省発表の週間大豆作付け進度報告(7月21日までの週)
 大豆:開 花:65%(前週51%、前年66%、平年60%)
    着サヤ:29%(前週18%、前年31%、平年24%)
     「良」以上:68%(前週68%、前年54%)
     「劣」以下: 8%(前週 8%、前年14%)
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*米気象庁発表の6−10日予報(7月28日−8月1日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 大豆は期近から大幅反発。終値の前営業日比は18.00〜32.75セント高。中
心限月の11月限は32.75セント高の1068.75セント。

 これまでの下落の後で米産地で気温が上昇したことを受け、高温懸念が強まったこと
で買い戻す動きが広がった。また、バイデン氏が大統領選撤退を表明しトランプ氏が優
位との見方が広まるなか、米中の対立が激化する前に中国が米国産大豆の輸入を進める
可能性が意識されたことも買いを促す要因となった。この日の上昇で11月限は7月
12日以来の水準まで上昇。

 11月限は1040.75セントで確りで取引を開始した後もじり高で運ばれ、アジ
アの時間帯中盤以降は1051セントを下値支持線とする高もみとなった。シカゴの時
間帯を迎えると一段高に転じ暫く1066セントでもちあった後、終盤にさらに値位置
を切り上げて1069.75セントの高値に到達。高値から大きく値を崩すことなく、
ほぼ高値で引けを迎えた。
 米農務省(USDA)発表の7月18日までの大豆週間輸出検証高は32万7061
トンで前週の17万5327トンを上回った。累計輸出量は4235万0088トンで
前年同時期の5018万2714トンをおよそ16%下回った。
 USDAによると7月21日時点の大豆開花率は65%で前年の66%をやや下回っ
たが、平年の60%は上回った。着サヤ率は29%で前年の31%を下回ったが、平年
の24%は上回った。一方、作柄のうち良以上は68%、劣以下は8%で共に前週と同
率だった。
 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。

 コーンベルトでは穏やかな中、概ね降雨の発生は無くコーンと大豆の生育に適した
天気が広がっている。22日の中西部の最高気温は26〜29℃となっている。22日
朝方はオハイオ州を中心とするコーンベルト東部を中心に降雨が発生。
 南部および東部では散発的な降雨が今後数日も続くだろう。メキシコ湾岸西部から大
西洋沿岸中部にかけての地域では今後5日間の雨量は50〜150ミリに達する見込
み。中西部の気温は平年以下にとどまるもよう。プレーンズでは32℃前後まで気温が
上昇するだろう。
 6〜10日間予報に関しては7月27〜31日はほとんどの地域で気温は平年並〜平
年を上回るだろう。また雨量は北東部及び五大湖周辺地域の雨量は平年以下〜平年並に
とどまるもよう。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り
 プレーンズではモンタナ州で熱波が広がっており春穀物の成熟が進行。ハイプレーン
ズ北部での熱波は冬小麦の収穫に適している。他の地域の気温は平年以下〜平年並。プ
レーンズ南部では気温が低下するなか降雨が発生し、夏穀物の生育に適した天気となっ
ている。

 米国南部では高温多湿が続いている。気温が平年を上回る日が続いた後で、南東部で
は夏穀物にとって恵みの雨が発生。ただ、この雨もコーンなどのイールド回復を促すに
は遅すぎたもよう。
 大豆製品は大豆粕、大豆油は共に大豆の大幅高を受けて買い優勢となった。大豆粕は
これまで下落した後の反動から上げ幅が大きくなり、大豆粕期近12月限は前日比
11.9ドル高の319.40ドルで終了。

今日の材料
・コーンベルトでは穏やかな中、概ね降雨の発生は無くコーンと大豆の生育に適した
 天気が広がる。
・22日の中西部の最高気温は26〜29℃。
・22日朝方はオハイオ州を中心とするコーンベルト東部を中心に降雨が発生。
・今後5日間、中西部の気温は平年以下にとどまるもよう。
・7月18日までの大豆週間輸出検証高は32万7061トンで前週の17万5327
 トンを上回る。
・7月21日時点の大豆開花率は65%で前年の66%をやや下回ったが、平年の
 60%は上回る。
・7月21日時点の着サヤ率は29%で前年の31%を下回ったが、平年の24%は
 上回る。
・作柄のうち良以上は68%、劣以下は8%で前週と同率。
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