プラチナ午前=プラチナが続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、円安が一服したが、ドル建て現物相場の下げ一服が
下支えになった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが90〜33円安、プラチナミニが
85.5〜28.5円安、プラチナスポットが40円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが8239枚、プラチナミニが582枚、
プラチナスポットが2084枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米国債の利回り上昇や金軟調が圧迫】
 プラチナは米国債の利回り上昇や金軟調が圧迫要因になった。バイデン米大統領が、
大統領選挙から撤退する意向を表明するなか、米国債の利回りが上昇した。また中国人
民銀行は、経済成長を後押しするため、主要な短期政策金利である7日物リバースレポ
金利と銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を
予想外に引き下げた。中国経済に対する懸念が残ることもプラチナの下げ要因である。
 プラチナ先限は夜間取引で4801円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=157円台前半で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の948.07ドルから、金堅調につれ
高となった。
 午前11時現在、プラチナは951.91ドル、パラジウムが906.49ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが961.83ドル、パラジウムが913.91
ドル。
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