プラチナ午前=プラチナが続落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナはニューヨーク安と円高
を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の軟調や円高再開が圧迫要
因になった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが52〜1円安、プラチナミニが
57.0〜14.5円安、プラチナスポットが102円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが7549枚、プラチナミニが748枚、
プラチナスポットが1672枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル高で戻りを売られる】
 プラチナはドル高が圧迫要因になった。欧州中央銀行(ECB)の9月利下げの見方
を受けてユーロ安に振れた。市場では、ECBの利下げに対する見方は慎重すぎるとの
見方が出ている。また中国経済に対する懸念も下げ要因である。
 プラチナ先限は4746円まで下落した。ニューヨーク安と円高が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=155円台前半の円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の947.48ドルから、ドル高を受け
て軟調となった。
 午前11時現在、プラチナは939.00ドル、パラジウムが924.44ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが945.10ドル、パラジウムが901.52
ドル。
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