ゴム午前=期近安・期中高、上海ゴムは上げ幅を縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、期近安・期中高。序盤は、上海夜間の上昇を受けて、地合いを引
き締める限月が目立ち、期中限月はプラスサイドに振れた。中盤に入ると、明日納会を
控えた7月限は軟調にしていることから、期近3本は売り優勢、期中限月はプラスサイ
ドで取引されている。ただ、日中取引の上海ゴムが上げ幅を縮小していることから、期
中の上げも鈍くなっている。TSR20は出来ず。
 午前11時47分現在のRSS3号は前営業日比6.0円安〜2.2円高。活発限月
の12月限は同1.8円高の317.4円、期先25年6月限は出来ず、推定出来高は
654枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムは売り優勢】
 上海ゴムの中心限月の9月限は、前日の取引で1万4300元まで下落し、15日の
安値1万4330元を下抜いた。終値は1万4400元となり、夜間取引では、1万4
575元まで戻したが、1万4500元超では売り物も多く、日中取引では上値の重い
展開となっている。
 9月限は直近安値を下抜いたことで、目先、4月25日の安値1万3955元を意識
した展開となる。反発意欲が高まるには、22日の高値1万4710元を突破し、チャ
ートが改善することが必要だろう。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いが優勢となり、1.6
〜1.9セント高。

 上海ゴムは総じて堅調。午前10時45分現在、指標限月の2024年9月限は、前
営業日比85元高の1万4525元で推移している。

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