貴金属は、金が小反発して寄り付く見通し。金は円高一服を受けて買い優勢となろ う。銀はまちまちの値動きとなろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニュー ヨーク安を受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は12.51ドル安 の2363.18ドル、銀が20セント安の2782セント、プラチナが7.86ドル 安の933.92ドル、パラジウムは15.01ドル安の904.82ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=153.60/62円で、前営業日の 大引け時点から0.86円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が1万1715円前後、銀は137.6円前後、プラチナ は4640円前後、パラジウムは4600円前後。 【NY金は予想以上の米GDPが圧迫】 金はきのうの海外市場では、予想以上の米国内総生産(GDP)を受けて売り優勢と なった。 金は予想以上の米国内総生産(GDP)が圧迫要因になった。第2四半期の米国内総 生産(GDP)速報値は年率換算で前期比2.8%増となり、市場予想の2.0%増を 上回った。個人消費と設備投資の堅調な伸びを背景に、成長率は第1四半期の1.4% から加速した。コア個人消費支出(PCE)価格指数は2.9%上昇した。市場予想の 2.7%上昇を小幅に上回ったものの、第1四半期の3.7%上昇から伸びが鈍化し た。中国経済に対する懸念も圧迫要因となって急落したが、米連邦準備理事会(FR B)の9月利下げ見通しに変わりはなく、金ETF(上場投信)に安値拾いの買いが入 った。 イスラエル軍はネタニヤフ首相の訪米中もパレスチナ自治区ガザに対する攻撃を続 け、南部ハンユニス東方の地域のほか、最南端ラファへの攻勢を強めた。バイデン米大 統領は、イスラエルのネタニヤフ首相とホワイトハウスで会談し、9カ月に及ぶパレス チナ地区がガザでの停戦を改めて呼びかけた。 銀はきのうの海外市場では、金急落や予想以上の米国内総生産(GDP)を受けて売 り優勢となった。 【プラチナは金急落や予想以上の米GDPが圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、金急落や予想以上の米国内総生産(GDP)を受 けて売り優勢となった。 プラチナは金急落や予想以上の米国内総生産(GDP)が圧迫要因になった。中国経 済に対する懸念などを受けて金が急落した。また第2四半期の米国内総生産(GDP) 速報値は年率換算で前期比2.8%増となり、市場予想の2.0%増を上回った。ただ 上海プラチナの出来高は760枚となり、中国勢の安値拾いの買いが入った。中国政府 は、景気浮揚策の一環として、設備更新や、車・家電製品などの買い替えを支援するた め、3000億元(414億ドル)の超長期国債の発行により調達した原資を充てると 発表した。中国経済に対する見方も引き続き確認したい。 <今日の予定> ・米個人所得・支出 2024年6月(商務省) ・米消費者信頼感指数 2024年7月確報値(ミシガン大) ・建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS 東海林勇行
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