貴金属は、総じて続伸して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優 勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが金堅調につれ高となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は26.43ドル高 の2396.57ドル、銀が30セント高の2805セント、プラチナが3.60ドル 高の940.80ドル、パラジウムは3.30ドル安の905.82ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=154.09/11円で、前営業日の 大引け時点から0.49円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が1万1860円前後、銀は141.5円前後、プラチナ は4675円前後、パラジウムは4600円前後。 【NY金は米PCE価格指数の伸び鈍化が支援】 金は前週末の海外市場では、米個人消費支出(PCE)価格指数の伸び鈍化を受けて 買い優勢となった。 金は米個人消費支出(PCE)価格指数の伸び鈍化が支援要因になった。6月の米P CE価格指数は前年比2.5%上昇した。前月の2.6%上昇から伸びが鈍化し、過去 4カ月で最小の伸びとなった。市場予想は2.5%上昇。今週の米連邦公開市場委員会 (FOMC)で9月の利下げが示唆されるとの期待感が高まった。今週は日銀金融政策 決定会合や英中銀の会合もある。 民主党のハリス米副大統領が、共和党のトランプ前大統領との支持率の差を縮めた。 黒人やヒスパニック、若者の支持率が伸びた。最新の世論調査ではハリス氏が統計的に トランプ氏と互角となった。 イスラエルは、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの拠点を攻撃した。イスラエル が占領するゴラン高原へのロケット弾攻撃で子供らが死亡したことへの報復だとしてお り、イスラエルはさらに攻撃を行う可能性も示した。ガザの停戦協議は続く見通しであ り、中東情勢の行方も引き続き確認したい。 銀は前週末の海外市場では、米個人消費支出(PCE)価格指数の伸び鈍化や金堅調 を受けて押し目を買われた。 【NYプラチナは戻り売りも週明けに金堅調につれ高】 プラチナは前週末の海外市場では、欧州時間から戻りを売られて軟調となった。 プラチナは欧州時間から戻りを売られた。中国経済に対する懸念が下げ要因である。 ただ米個人消費支出(PCE)価格指数の伸び鈍化を受けて米連邦準備理事会(FR B)の利下げ期待が高まっており、週明けの金堅調につれ高となった。 <今日の予定> ・英マネーサプライ 2024年6月(BOE) MINKABU PRESS 東海林勇行
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