プラチナ午前=プラチナが続伸、金堅調が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナは金堅調や円安を受けて
買い優勢で始まった。その後は、上値を伸ばしたが、円安一服やドル建て現物相場の上
げ一服に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが14〜37円高、プラチナミニが
34.5円安〜41.0円高、プラチナスポットが132円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが6818枚、プラチナミニが723枚、
プラチナスポットが3392枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは戻り売りも週明けの金堅調につれ高】
 プラチナは欧州時間から戻りを売られた。中国経済に対する懸念が下げ要因である。
ただ米個人消費支出(PCE)価格指数の伸び鈍化を受けて米連邦準備理事会(FR
B)の利下げ期待が高まっており、週明けの金堅調につれ高となった。
 プラチナ先限は4732円まで上昇した。金堅調や円安が支援要因になった。円相場
は1ドル=154円台前半で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の942.99ドルから、945ド
ル台まで上昇したのち、上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは940.00ドル、パラジウムが908.50ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが937.20ドル、パラジウムが909.12
ドル。
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