修正:ゴム市況=下落、上海ゴム小幅安や1ドル=153円台の円高から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
                 RSS3                    TSR20
   2024/08      2024/12      2025/07       2024/08        2025/07
 318.4  -2.4   315.7 -1.9  319.0  0.0       254.0  0.0  257.0  0.0
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    上海ゴム  9月限   14,365   ‐20   (午後3時10分時点)
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【市況】
 ゴムRSS3号は総じて下落。寄り付きは、上海ゴム夜間が小幅安となったことを受
けて、売りがやや優勢となった。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが売り物がちで推
移しているうえ、再度、1ドル=153円台の円高に振れたことを受けて、売りが優勢
となった。午後、一時、期近の一部限月が小高くなる場面が見られたが、買いは続か
ず、おおむね売り優勢で推移。
 TSR20は出来ず。

 大引けのRSS3号は、前営業日比3.0円安〜0.3円高。活発限月の12月限
は、同1.9円安の315.7円、2026年7月限は変わらず。総出来高は401
枚。TSR20は同変わらず。

【弱気のテクニカル指標や中国の景気不安で売り方に有利か】
 JPXゴムは出来高が401枚の超閑散商いのなか、期中限月中心に概ね軟調。中心
限月の期中12月限は売り優勢。26日の安値311.3円が支持線ながら弱気相場を
継続。14日間の相対力指数(RSI)は43台で弱気継続。中国の景気不安もあり、
売り方に有利か。日経平均株価は大幅反発。中国株の代表的な株価指数である上海総合
株価指数は売り優勢から午後になり、小幅高になったが、ゴム市況は後押しされず。上
海ゴム小幅安に加え、原油相場が軟調に推移が足かせ。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は期近1月限のみ約定で2.8セント安。TSR
20は小幅まちまち。前日比は0.2セント安〜0.8セント高。

 上海ゴムは、総じて小幅安。夜間取引を前日比40元安の1万4345元で推移。日
取引も売り優勢で40元安の1万4355元で午前の取引を終えた。午後の取引も2ケ
タ安ながら売り優勢。

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*タイトル、上海ゴム小幅安に修正しました。

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