●論点解説穀物、豊作環境と需要低迷が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 穀物相場は全面安の展開になっている。何か新規売買材料が浮上した影響というより
も、豊作見通しに変化が生じていない影響だ。産地ではまとまった降雨が続いており、
受粉期後半のホット・アンド・ドライのリスクは限定されている。このまま順調に受粉
期を終えれば、豊作が確定する。しかも、価格が低下しているものの需要は盛り上がり
を欠いている。中国勢などは既に十分な在庫手当を終えており、米国産はもちろん南米
産についても、積極的な買い付けは行われていない。農家も売り渋りを続けても、在庫
保管コストが拡大する一方、相場は値下がりし続けているだけであり、投げ売りをせざ
るを得ない状況に追い込まれている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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