穀物相場は全面安の展開になっている。何か新規売買材料が浮上した影響というより も、豊作見通しに変化が生じていない影響だ。産地ではまとまった降雨が続いており、 受粉期後半のホット・アンド・ドライのリスクは限定されている。このまま順調に受粉 期を終えれば、豊作が確定する。しかも、価格が低下しているものの需要は盛り上がり を欠いている。中国勢などは既に十分な在庫手当を終えており、米国産はもちろん南米 産についても、積極的な買い付けは行われていない。農家も売り渋りを続けても、在庫 保管コストが拡大する一方、相場は値下がりし続けているだけであり、投げ売りをせざ るを得ない状況に追い込まれている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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