ゴム午前=期近安・期中高、上海ゴムは下げ幅を縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、期近安・期中高。序盤は、上海夜間が下落したことやドル・円が
1ドル=152円台前半の円高に振れたことを嫌気して、売りが先行した。だが、中盤
に入ると、日中取引の上海ゴムが下げ幅を縮小したことや、円高が一服となったこと
で、期中限月はしっかりとなっている。

 午前11時43分現在のRSS3号は前営業日比1.6円安〜0.4円高。活発限月
の1月限は同0.4円高の315.5円、期先25年7月限は出来ず、推定出来高は3
53枚(前日夜間取引含む)。

【中国PMIが低下】
 日本時間の午前10時30分に中国国家統計局から発表された7月の製造業購買担当
者景気指数(PMI)は49.4となり、前月より0.1ポイント低下した。また、景
況感の分かれ目とされる50.0を3カ月連続で下回った。内訳をみると、注目された
新規受注は49.3となり、前月より0.2ポイント低下した。
 同時に発表された、非製造業PMIは50.2となり、景況感の分かれ目とされる5
0は上回ったものの、前月から0.3ポイント低下した。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いがやや優勢となり、
0.4〜0.9セント高で推移している。

 上海ゴムは軟調。午前11時10分現在、指標限月の2024年9月限は、前営業日
比100元安の1万4120元で推移している。

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