前週はトウモロコシ相場が一時400セントを割り込むなど、上値の重い展開になっ た。産地の乾燥傾向は続かず、豊作見通しが織り込まれている。雨がちの天候を受け て、ホット・アンド・ドライが回避されている。また農家が在庫の投げ売りに踏み切る 一方、価格低下でも需要家の調達意欲が強まらなかったこともネガティブ。大豆相場も 1010セント台に突入するなど、下値模索の展開が維持された。 今週も戻り売り優勢の展開が続きやすい。受粉期も終盤に向かうが、豊作見通しが修 正されるリスクは低い。このまま適度な降雨が得られれば、豊作による需給緩和見通し の織り込みが続こう。農家の売り渋り、需要家の輸入拡大と言った動きも想定しづら い。トウモロコシ400セント、大豆1000セント割れのリスクもある。売られ過ぎ 感は極めて強くなっているだけに、特に意味なく反発するような動きは想定しておく必 要がある。ただし、底入れ判断は時期尚早だろう。 予想レンジは、トウモロコシが390〜415セント、大豆が990〜1050セン ト。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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