海外市況サマリー(5日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/12 2,444.4  - 25.4  シカゴ大豆  2024/11 1,040.75   +13.75
NY銀     2024/ 9 2,720.7  -118.5  シカゴコーン 2024/12   407.00   + 3.75
NYプラ    2024/10   915.5   -52.1  NY原油   2024/ 9    72.94   - 0.58
NYパラ    2024/ 9  826.10   -56.40 ドル・円               144.03   - 2.50
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は144円水準で推移
 ドル円は売りが強まり、一時141円台まで急落した。先週のISM製造業景気指数
に始まって、米雇用統計も米労働市場の急速な冷え込みを示したことから、市場では先
行き警戒感が強まっている。ハードランディングのシナリオはまだ少数派なものの、市
場にはリスク回避的な雰囲気が広がっており、売りが売りを呼ぶ展開となっているよう
だ。
 同時にFRBによる9月FOMCでの大幅利下げ観測が強まっているほか、状況次第
ではFOMC前に緊急利下げを実施するのではとの声も出ている。本日はFRBの大幅
利下げへの期待によるドル安と、リスク回避の円高の二重の逆風がドル円を圧迫してい
た。
 しかし、FRBへの市場の観測は行き過ぎとの指摘も出ており、観測が一巡すれば、
ドルは逃避買いから恩恵を受ける可能性があるの見方も出ている。金曜日の米雇用統計
を含む最近の弱い米経済指標により、市場は年内の利下げ予想を従来の計0.75%か
ら1.25%ポイントに引き上げる動きも見られている。しかし、景気後退のリスクが
無いと仮定すれば、この動きは積極的過ぎるという。
◎NY貴金属=大幅続落、米景気減速懸念でリスク回避が圧迫
 ニューヨーク金、銀は大幅続落。
 金12月限は大幅続落。時間外取引では、米国の景気減速懸念によるリスク回避の動
きを受けて売り優勢となった。ドル安を受けて買い戻される場面も見られたが、戻りは
売られた。欧州時間に入ると、株安を受けて一段安となった。日中取引では、手じまい
売りが出て下げ幅を拡大したが、米ISM非製造業総合指数の上昇を受けて下げ一服と
なった。
 銀9月限はリスク回避の動きや金急落を受けて売り優勢となったが、米ISM非製造
業総合指数の上昇を受けて下げ一服となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は大幅続落。
 プラチナ10月限は大幅続落。時間外取引では、リスク回避の動きや金急落を受けて
売り優勢となった。欧州時間に入ると、株安を受けて一段安となった。日中取引では、
手じまい売りなどが出て下げ幅を拡大した。その後は、米ISM非製造業総合指数の上
昇を受けて下げ一服となったが、戻りは売られた。
 パラジウム9月限はリスク回避の動きや他の貴金属の急落を受けて売り優勢となっ
た。米ISM非製造業総合指数の上昇を受けて下げ一服となったが、戻りは売られた。
◎LME=アルミ・銅は世界的な株安を受けて軟調、ニッケルは小幅高
 アルミ3カ月物は続落。2261ドルで小安く取引を開始した後は、銅の堅調な足取
りに追随し、一時は2283ドルまで浮上したが、欧州の時間帯に崩れて2227ドル
の安値まで急速に軟化。暫く2235ドルを上値抵抗線にしてもちあった後、米国の時
間帯にはドル安が手掛かりとなって買い戻されてプラスサイドに転じた。しかし米株安
が重石となるなか、2270ドルを上抜くと売り直され、マイナスサイドに転じて引け
を迎えた。
 銅3カ月物は大幅反落。堅調で終えた前週の流れを引き継ぎ9063.50ドルで小
高く取引を開始。アジアの時間帯前半は買いが広がり、9171.50ドルまで値を伸
ばしたが、アジア株安に加え、弱気な米雇用統計を受けて米経済不安が高まるなかリス
ク回避の動きが広がったため下値を探る足取りに転換した。欧州の時間終盤に8714
ドルの安値を付けた。売り警戒から米国の時間帯にかけて買い戻されたが米株安が重石
となって8950ドルで頭打ちとなり、軟調に引けた。

◎NY原油=続落も、中東情勢の緊迫感が下値を支える
 ニューヨーク原油の期近は続落。
 世界的に株式市場を中心としたリスク資産市場が急激な換金売りに見舞われるなど、
リスク回避の動きが強まっていることが原油相場の重しとなった。先週末の米雇用統計
では雇用環境の悪化がはっきりとしたものの、米利下げ開始は9月まで待つ必要があ
り、米連邦準備制度理事会(FRB)が景気悪化に対して後手に回っているリスクが意
識されている。日本を中心として、世界的な金融市場が不安定化しているにも関わら
ず、日銀が何故か金融引き締めの真っ最中であることも不透明な要因。ただ、中東情勢
の緊迫感が下値を支え、中心限月は安値から切り返した。
 改質ガソリンの期近2限月は反発。ヒーティングオイルの期近は続落。改質ガソリン
は買い戻しが優勢となった。
◎シカゴ大豆・コーン=総じて続伸、ドル安基調を背景に買い戻しが先行
 大豆は揃って続伸。
 前週末に続き、下落後の修正のための買い戻しが先行した。米農務省(USDA)発
表の週間輸出検証高報告は弱気な内容だったものの、ドル売りが強まったことが買い支
援要因となったことで期近限月は大きく値を伸ばした。

 コーンは総じて続伸。
 これまでの下落後の修正のための買い戻しが続いた。米農務省(USDA)発表の週
間輸出検証高が100万トンを超える強気な内容だったことに加え、ドル売りが強まっ
たことが輸出を後押しするとの期待が高まったことも強気材料となった。ただ、米産地
のこれまでの好天を受けた高イールド期待が重石となり、上げ幅は限られた。

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