プラチナ午前=プラチナが総じて反発、リスク回避は一服

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて反発。プラチナは円安を受けて買
い優勢で始まった。その後は、円安一服やドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えら
れた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが38円安〜56円高、プラチナミニ
が28.5円安〜10.0円高、プラチナスポットが124円高、パラジウムが出来
ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが1万4452枚、プラチナミニが
1512枚、プラチナスポットが5748枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは株安が圧迫】
 プラチナは株安が圧迫要因になった。予想以下の米雇用統計などを受けて景気減速懸
念が高まり、週明けもリスク回避の動きとなったことが圧迫要因になった。米ISM非
製造業総合指数の上昇を受けて下げ一服となる場面も見られたが、戻りは売られた。
 プラチナ先限は4332円まで上昇した。円安が支援要因になった。円相場は1ドル
=146円台前半で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の914.47ドルから、リスク回
避の動きが一服したことを受けて920ドル台まで上昇したのち、上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは913.80ドル、パラジウムが857.95ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが932.20ドル、パラジウムが967.42
ドル。
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