プラチナ午前=プラチナが続伸、円安でプラスサイドに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナは円高を受けて売り優勢
で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し目を買われたことや円安に振れたこと
を受けてプラスサイドに転じた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時6分現在の前営業日比は、プラチナが2〜39円高、プラチナミニが
36.5〜40.0円高、プラチナスポットが165円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時6分現在の出来高は、プラチナが7640枚、プラチナミニが702枚、
プラチナスポットが2630枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは株高が支援】
 プラチナは株高が下支えになった。米国の景気減速懸念が後退し、リスク回避の動き
が一服した。ただ米国債の利回り上昇やドル高が上値を抑える要因である。またUBS
は円キャリートレードの巻き戻しについて、まだ続くという見通しを示した。今後発表
される経済指標と各市場の反応を確認したい。
 プラチナ先限は4346円まで上昇した。円安が支援要因になった。円相場は1ドル
=144円台前半で円高が一服し、147円台半ばまで円安に振れた。内田日銀副総裁
のハト派発言を受けて円安となった。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の911.17ドルから、押し目を買わ
れた。
 午前11時現在、プラチナは915.72ドル、パラジウムが876.15ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが914.79ドル、パラジウムが952.28
ドル。
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