ゴム午前=まちまち、上海ゴム高も145円台の円高が圧迫要因

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、まちまち。寄り付きは、上海夜間高を好感し、地合いを引き締め
た。中心限月の1月限は、一時323.6円まで水準を引き上げた。中盤に入ると、や
や伸び悩みを見せている。期中11、12月限が小幅安で推移し、限月間で方向性を欠
いている。1ドル=145円台の円高が圧迫要因。
 TSR20は出来ず。

 午前11時30分現在のRSS3号は前営業日比0.6円安〜2.7円高。活発限月
の1月限は同1.0円高の320.9円、期先25年7月限は出来ず、推定出来高は
555枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムは反発場面】
 上海ゴムが反発場面を迎えている。指標の期近1月限は7月31日に1万5140元
まで下落したが、8月1日に1万5500元台を回復すると、7日の夜間取引では、1
万5965元まで上昇している。日中取引で1万6000元台を回復すると、節目の1
万6500元を目指した展開になりそうだ。
 上海ゴムが1万6500元を目指す展開となれば、JPXゴムRSS3号の活発限月
1月限は、7月22日の高値325.6円や7月11日の高値329.0円を意識した
展開になるとみる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は12月限のみ約定し、6.0セント高。TSR2
0は買いが先行し、0.8〜1.4セント高で推移している。

 上海ゴムは堅調。午前11時00分現在、指標限月の2025年1月限は、前営業日
比205元高の1万5890元で推移している。

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