[本日の見通し]石油=上昇も、米地区連銀総裁の発言に市場参加者と温度差

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2025年1月限は4ケタ高。6万8970円まで上昇し、
高値をやや更新した。
 グールズビー米シカゴ連銀総裁や、シュミッド米カンザスシティ連銀総裁の発言が伝
わっているが、年内の米大幅利下げ期待を裏打ちするような発言は見られない。カンザ
スシティ連銀総裁は「インフレ率は中銀目標に近づいているが、まだ十分ではない」と
述べた。シカゴ連銀総裁は失業率が上昇するなかでも「たった1カ月だけの数字では判
断できない、雇用統計だけでなくもっと多くのデータが必要」との認識を示した。9月
の利下げ開始に前向きであるように見えない。
 市場参加者は米金融当局者が景気悪化に遅れを取ることを警戒している。この二人の
地区連銀総裁の発言は市場参加者と明らかに温度差があり、原油相場を含む金融市場を
再び混乱させる可能性がある。
 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.05ドル安の76.14ドルで推
移。本日これまでのレンジは75.90〜76.17ドルで推移。
 原油1月限の予想レンジは6万8200円から6万9200円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は7万9000円から8万1000円。
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