海外市況サマリー(12日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/12 2,504.0  + 30.6  シカゴ大豆  2024/11   986.00   -16.50
NY銀     2024/ 9 2,800.8  + 42.0  シカゴコーン 2024/12   401.50   + 6.50
NYプラ    2024/10   946.6  + 16.7  NY原油   2024/ 9    80.06   + 3.22
NYパラ    2024/ 9  899.40  + 3.00  ドル・円               147.25   + 0.60
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は147.20円台で推移
 NY為替市場、ドル円はNY時間に入って一旦148円台に上昇したが、148円台
を維持できずに147円台前半に急降下た。円キャリー取引の巻き戻しは一服し、ドル
円は急落からの下げを取り戻しているが、上値追いには慎重になっている印象。
 円キャリー取引のポジション調整はひとまず終了との見方もあるが、円を再び積極的
に売って、ドル円を押し上げようという雰囲気まではない。タカ派色を強めていた日銀
も、株急落で一歩引いている感じもある。元日銀審議委員から、年内の追加利上げは無
理との見解も出ていたようだ。
 次の手掛かり材料探しといったところで、水曜日の米消費者物価指数(CPI)や明
日の米生産者物価指数(PPI)といった米インフレ指標と、木曜日の米小売売上高で
消費動向を確認し、9月FOMCの動向を探りたい雰囲気となっている。
 ストラテジストからは、円キャリー取引の急速な巻き戻しはまだ余地を残しており、
円高の持続を支えるはずだとの見解も出ていた。
◎NY貴金属=軒並み上昇、米国債の利回り低下やドル安で
ニューヨーク金は大幅続伸、銀は反発。
 金12月限は大幅続伸。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通
しなどを受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、買い戻されて上値を伸ばした。
日中取引では、米国債の利回り低下やドル安を受けて堅調となった。
 銀9月限は米国債の利回り低下や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は反発。
 プラチナ10月限は反発。時間外取引では、戻りを売られて軟調となったが、米連邦
準備理事会(FRB)の利下げ見通しや金堅調を受けて押し目を買われた。欧州時間に
入ると、買い戻されて上値を伸ばした。日中取引では、米国債の利回り低下やドル安を
受けて堅調となった。
 パラジウム9月限は欧州時間に買い戻されたが、日中取引では株安を受けて戻りを売
られた。
◎LME=続伸、貴金属・原油高が追い風で銅3カ月物は9000ドル維持
 アルミ3カ月物は小幅続伸。1199ドルで小反落となり取引を開始。2297ドル
で買い支えられ、深押しはなく、銅高に支援され、あっさりと買い優勢に反転となっ
た。2331.50ドルで上値を抑えられた後、上げ幅を縮小したが、工業品市況の堅
調な値動きに支援され、小高く引けた。
 銅3カ月物は続伸。8829ドルで反落して寄り付いた。8819.50ドルで買い
拾われ、9日の安値8811ドルを試す前に下値を切り上げた。中国の景気に対しての
警戒感が根強かったが、9日の上昇で底入れ感が強く、押し目買いでプラスサイドに浮
上した。9000ドルを回復後、一段高となり、9062ドルまで上げ幅を拡大し、今
月5日以来の高値をつけた。貴金属、原油の上昇が追い風となり、戻り売りを吸収し、
9000ドル台を維持して引けた。
◎NY原油=大幅続伸、イランによる報復攻撃を警戒
 ニューヨーク原油の期近は大幅続伸。
 イランやイスラム組織ヒズボラによるイスラエル攻撃が近いとの観測が相場を押し上
げた。この報復攻撃の規模次第では中東情勢が緊迫化し、イランからの供給が混乱する
と警戒されている。米国は原子力潜水艦ジョージアの中東派遣を発表しており、イラン
や武装組織をけん制している。今週15日から行われる予定だったガザ停戦協議にイス
ラム組織ハマスが参加するのかどうか不透明であることも押し上げ要因。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は上昇。原油相場に連動した。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近から大幅続落、コーンは総じて反発
 大豆は期近から大幅続落。

 米農務省(USDA)発表の月例需給報告で24/25年度生産量予測が引き上げら
れ需給緩和見通しが示されたことに加え、引き続き米国産地の良好な天気が弱材料視さ
れて売り優勢となり前週末に続いて一代安値を更新。11月限は終値べース1000セ
ントを割り込んだ。

 コーンは総じて反発。
 米農務省(USDA)が発表した月例需給報告で需給引き締まり観測が示されたこと
が強気材料視された。前週末に軟調な足取りとなり一代安値を更新する限月が多かった
後で修正のための買い戻しも見られ12月限は400セント台を回復。ただ、米産地の
好天が重石となり、上げ幅は限られた。
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