[今日の視点]貴金属=続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、続落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は14.09ドル安
の2447.30ドル、銀が21セント安の2755セント、プラチナが7.40ドル
安の925.32ドル、パラジウムは10.09ドル安の932.32ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=147.29/31円で、前営業日の
大引け時点から0.36円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万1625円前後、銀は132.5円前後、プラチナ
は4380円前後、パラジウムは4400円前後。
【NY金は米大幅利下げ観測の後退が圧迫】
 金はきのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げ観測の後退を
受けて売り優勢となった。
 金は米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げ観測の後退が圧迫要因となった。7月
の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.2%上昇し、6月の0.1%低下から反転
した。前年比では2.9%上昇し、伸びは前月の3.0%から鈍化。前年比上昇率は
2021年3月以来、初めて3%を下回った。CMEのフェドウォッチで、米FRBが
9月に50ベーシスポイント(bp)利下げする確率は37.0%(前日53.0%)
に低下した。米シカゴ連銀のグールスビー総裁は、物価上昇圧力の後退や軟調な雇用関
連データを踏まえ、インフレよりも労働市場への懸念を強めていると述べた。
 パレスチナ地区ガザを巡る停戦協議が15日にカタールの首都ドーハで実施され、イ
スラエル、カタール、米国、エジプトの当局者が参加する。米国は15日の間接協議は
可能、かつ停戦合意もまだ可能だとしながらも、より大規模な戦争を回避するには早急
に進展が必要との見解を表明した。
 銀はきのうの海外市場では、ドル安一服や金反落を受けて売り優勢となった。
【NYプラチナはドル安一服や金反落が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル安一服や金反落を受けて売り優勢となった。
 プラチナはドル安一服や金反落が圧迫要因になった。7月の米消費者物価指数(CP
I)は前年比で伸びが鈍化したが、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げの見方が
後退したことを受けてドル安が一服した。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で
は25ベーシスポイント(bp)利下げの見方が強い。
<今日の予定>
●フランス(聖母昇天祭)
・国内総生産 2024年4-6月期1次速報 (内閣府)
・中国住宅価格指数 2024年7月(国家統計局)
・中国小売売上高 2024年7月(国家統計局)
・中国鉱工業生産 2024年7月(国家統計局)
・英国内総生産 速報値 2024年4-6月期(国立統計局)
・英鉱工業生産指数 2024年6月(国立統計局)
・米小売売上高 2024年7月(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米輸出入物価指数 2024年7月(労働省)
・米製造業景況指数 2024年8月(ニューヨーク連銀)
・米製造業景況指数 2024年8月(フィラデルフィア連銀)
・米鉱工業生産・設備稼働率 2024年7月(FRB)
・米企業在庫 2024年6月(商務省)
・対米証券投資 2024年6月(財務省)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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