−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/10) 932.0 969.9 928.3 965.1 + 35.5 (25/ 1) 941.7 979.0 938.6 974.3 + 34.4 パラジウム (24/ 9) 920.00 941.50 914.00 936.90 + 14.20 (24/12) 925.00 947.50 922.00 944.40 + 14.90 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 32,762 20,500 83,417 (+ 1,812) パラジウム 4,607 6,193 28,804 (- 490) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 40,563.06 + 554.67 前日 147.33/35 1.1012/14 ・ナスダック 17,594.50 + 401.90 本日 149.34/36 1.0970/72 ・10年米国債利回り 3.92 + 0.09 ・NY原油 (24/ 9) 78.16 + 1.18 ・SPDR保有金残高 845.76 0.00 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比は、プラチナが32.4〜35.5ドル 高、中心限月の10月限が35.5ドル高、パラジウムが14.20〜15.80ドル 高、中心限月の9月限は14.20ドル高。 プラチナ10月限は反発。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見 通しを受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、買い戻されて堅調となった。日中 取引では、堅調な米経済指標に上値を抑えられたが、押し目は買われて上値を伸ばし た。 パラジウム9月限は堅調な米経済指標に上値を抑えられたが、米連邦準備理事会(F RB)の利下げ見通しを受けて押し目を買われた。 プラチナ10月限は時間外取引を928.3〜945.6ドルのレンジで推移し、前 日比15.2ドル高の944.8ドルとなった。10月限は高寄りしたのち、米連邦準 備理事会(FRB)の利下げ見通しを受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、買 い戻されて堅調となった。 日中取引では、予想以上の米小売売上高や米新規失業保険申請件数の減少を受けて戻 りを売られ、944.1ドルまで下落した。その後は、米連邦準備理事会(FRB)の 利下げ見通しやドル高一服を受けて押し目を買われると、時間外取引の高値を突破し、 969.9ドルまで上昇した。 7月の米小売売上高は前月比1.0%増加した。市場予想の0.3%増を上回った。 米新規失業保険申請件数は、前週比7000件減の22万7000件と市場予想の23 万5000件を予想外に下回り、2週連続の減少となった。堅調な米経済指標も米連邦 準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わりはなく、押し目を買われた。 パラジウム9月限は、時間外取引を916.00〜934.00ドルのレンジで推移 し、前日比4.80ドル高の927.50ドルとなった。9月限は安寄りしたのち、他 の貴金属の堅調を受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、買い戻されたが、上げ 一服となった。 日中取引は、堅調な米経済指標を受けて戻りを売られ、914.00ドルまで下落し た。その後は、ドル高一服や他の貴金属の堅調を受けて押し目を買われると、時間外取 引の高値を突破し、941.50ドルまで上昇した。 14日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比2607オンス減の15万 2900オンス、パラジウムは同変わらずの4万3893オンス。 今日の材料 ・第2四半期の英国内総生産(GDP)速報値は前期比0.6%増加し、市場予想と一 致した。英経済は23年下半期に小幅な景気後退に陥ったが、今年第1四半期には 0.7%成長に回復していた。 ・7月の米小売売上高は前月比1.0%増加した。市場予想の0.3%増を上回り、景 気急減速の懸念を和らげた。6月は0.2%減と前回発表の横ばいから下方修正され た。 ・米新規失業保険申請件数は、前週比7000件減の22万7000件とエコノミスト 予想(23万5000件)を予想外に下回り、2週連続の減少となった。 ・7月の米鉱工業生産指数は、製造業の生産指数が前月比0.3%低下と市場予想の 0.2%低下を下回った。6月分は前回発表の0.4%上昇から横ばいに下方修正され た。 ・アトランタ地区連銀のボスティック総裁は9月の利下げに「オープン」と述べた。ま た、「第4・四半期までに何かが起こる可能性はある」と語った。 ・セントルイス地区連銀のムサレム総裁はケンタッキー州ルイビルで開催されたイベン トで「インフレと雇用に関するリスクのバランスは変化したようだ。金融政策の調整が 適切となる時期が近づいているかもしれない」と述べた。 ・7月の米輸入物価指数は前月比0.1%上昇し、前月の横ばいから上向いた。エネル ギー製品の価格が小幅に回復したことが背景。市場予想は0.1%下落だった。 MINKABU PRESS
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