15日は米経済指標の発表集中日だったが、全体としては米景気減速懸念を強める数 値にならなかった。製造業関連指標は悪化が目立っているが、個人消費や雇用分野に関 しては急激な悪化を示すような数値にならなかった。米連邦準備制度理事会(FRB) が0.50%の大幅利下げに不生きるといった過度にハト派に議論は支持されず、米金 利上昇・ドル高が促されたことはネガティブ。それにも関わらず金相場が底固さを見せ たのは、1)前日の利食い売りによる値ごろ感、2)利下げの方向性には変わりがない こと、3)地政学環境が不安定化していることなどが指摘可能だろう。金相場の目線で は、適度の景気減速環境が最も強気の相場パターンになる。しかし、いずれにしてもデ ィスインフレが進展している以上、米金融政策が転換期を迎えていることに変わりはな い。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。