ゴム午前=小じっかり、上海ゴムの伸び悩みを受け上げ幅を縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、小じっかり。寄り付きでは、上海夜間高や株高を好感し、地合い
を引き締めた。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが、やや伸び悩みをみせていること
から、上げ幅を削す限月が目立っている。TSR20は、出来ず。
 午前11時39分現在のRSS3号は前営業日比0.6〜2.2円高。活発限月の1
月限は同0.7円高の327.2円、期先25年7月限は出来ず、推定出来高は353
枚(前日夜間取引含む)。

【1月限は330円手前で切り返される】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、小じっかりとした展開となっている。ただ、活
発限月の1月限は、節目の330円手前で切り返された。1月限は、前日の取引では、
330.7円まで上昇したが、同水準では戻り売りを浴び、終値は326.5円となっ
た。
 今日の取引でも、節目の330円が意識される値動きとなっている。上海ゴムが伸び
悩みをみせていることもあり、午後は取引では、前日と同様にマイナスサイドに振れる
可能性もありそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が11月限のみ約定し、2.7セント安。TSR2
0は売りがやや優勢の展開となり、同0.5〜0.2セント安で推移している。

 上海ゴムは総じて小高い。午前11時00分現在、指標限月の2025年1月限は、
前営業日比40元高の1万6100元で推移している。

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