プラチナ市況=プラチナが反発、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/08          2025/06    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         11,833   +140    11,861  +127  : 2,498.37    -5.66
銀          136.0   +5.2     136.0  +3.0  : 2,934.00   +31.00
プラチナ     4,530    +55     4,535   +69  :   955.70    -0.86
パラジウム   4,400      0     4,400     0  :   924.97   -20.16
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.19   +1.83  ユーロ・ドル相場   1.1074  +0.0026
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高と円安を受けて買
い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の堅調と円安一服を受け、もみ合いとなっ
た。午後に入ると、円安を受けて堅調となった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが54〜69円高、プラチナスポットが59
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが4972枚、プラチナミニが461枚、プラチナスポット
が2026枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナ先限は4543円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要因になっ
た。円相場は1ドル=146円台後半で円安が一服したが、午後に入ると、147円台
前半の円安に振れた。
 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁の利下げ議論の発言を受けてドル安に振れ
たことや金堅調が支援要因になった。23日のパウエル米FRB議長のジャクソンホー
ル会議の講演を控えており、利下げ期待が強い。ただ中国経済の先行き懸念が残ってお
り、金に比べると、戻りは限られている。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の957.40ドルから、961ド
ル台まで上昇したのち、上げ一服となった。午後に入ると、押し目を買われた。
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