−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/09 962.00 963.00 940.00 941.25 -21.75 2024/11 981.00 982.00 960.25 961.50 -20.00 2025/01 998.75 1,000.00 978.50 979.50 -20.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 174,642 142,057 822,002 (+ 5,914) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(8月15日までの週) 大 豆:163万3100トン(事前予想レンジ:50万〜120万トン) 大豆粕: 11万6400トン(事前予想レンジ:10万〜85万トン) 大豆油: 1万0600トン(事前予想レンジ:5000〜2万5000トン) *米気象庁発表の6−10日予報(8月27日−8月31日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 (*21日付。22日付は日本時間午前6時現在、未発表) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は軒並み大幅反落。終値の前営業日比は21.75〜13.25セント安。中心 限月の11月限は20セント安の961.50セント。 米農務省(USDA)は引き続き大口成約を発表したが、3日目となる21日のクロ ップツアーの結果を受けて大豆の豊作見通しが強まり売り優勢となった。前日に上昇し た後だけに下げ幅は大きくなり期近の主要限月は20セントを超える下げ幅を記録した ほか、他の限月も2ケタ安となった。 11月限は981セントで取引を開始した後、982セントの高値まで浮上。アジア から欧州の時間帯は頭重いながらも970セントを下値支持線として高下していたが シカゴの時間帯を迎えると下値探りとなり終盤には960.25セントまで軟化。安値 を離れた後の戻りは浅く安値圏で引けを迎えた。 米農務省(USDA)が発表した8月15日までの大豆週間純輸出成約高は163万 3100トンで前週の156万5900トンを上回った。今年度の累計純輸出成約高は 4589万4500トンで、前年度同期の5332万5300トンを約14%下回って いる。 USDAは24/25年度積み中国向け19万8000トンの大豆、同年度積み ベトナム向け10万5000の大豆粕の大口成約を発表した。 プロファーマは3日目のクロップツアーの結果として3×3インチ四方の大豆着差や 数をアイオワ州のディストリック1は前年の1137.24個を下回る1108.76 個としながらもディストリクト4は前年の1120.30個に対して1254.09個 ディストリクト7は前年の1170.28個に対して1366.22個と発表した。 一方のイリノイ州は前年の1270.61個を大幅に上回る1419.11個と発表 された。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、オハイオバレー域では気温が平年を10〜12℃下回った。コー ンベルト西部では散発的な降雨が発生しているが、この雨は東部には至っていない。オ ハイオ州東部では土壌水分の乾燥が進行している。 現在米国東部の低温の原因となっている高気圧は今後は海上に向かって移動してい き、これに代わってプレーンズ中部およびコーンべえると西部では32〜38℃まで気 温が上昇する見通しとなっている。 6日〜10日間予報に関しては、8月27〜31日にかけて全国的に気温は平年を上 回るだろう。またオハイオ州南部からミシシッピーリバーバレーにかけての地域では雨 量は平年以下にとどまる見込みだが、プレーンズ北部および中西部北部の雨量は平年を 上回るだろう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約) 米プレーンズでは、テキサス州では最高気温が38〜44℃前後に達する記録的な熱 波が続いており、未成熟の夏穀物への悪影響が発生する恐れがある。一方、ネブラスカ 州およびカンザス州北部では局地的にまとまった雨量を伴う降雨が発生し土壌水分の回 復が促されている。また、プレーンズ北部では気温が低下するなか降雨は発生していな い。 米国南部では、メキシコ湾岸西部で記録的な熱波が広がっており、最高気温は38℃ に迫っている。フロリダ州では高温多湿となっている。その他の地域では気温が平年以 下〜平年並にとどまるなか、穀物の生育に適した天気となっている。 大豆製品は、大豆粕、大豆油ともに大豆の軟調な足取りに追随。原油高を受けて大豆 油の下げ幅は限られた。大豆粕12月限は前日比4.60ドル安の304.10ドルで 終了。 今日の材料 ・コーンベルトでは、オハイオバレー域では気温が平年を10〜12℃下回る。 ・コーンベルト西部では散発的な降雨が発生。 ・オハイオ州東部では土壌水分の乾燥が進行。 ・8月15日までの大豆週間純輸出成約高は163万3100トンで前週の156万 5900トンを上回る。 ・USDAは24/25年度積み中国向け19万8000トンの大豆、同年度積み ベトナム向け10万5000の大豆粕の大口成約を発表。 MINKABU PRESS
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