<大豆> シカゴ大豆期近11月限は8月16日に955セントまで下落し、一代安値をつけ た。その後、売り過剰感から買い戻されたが、980セント台台を回復したところで、 戻り売りが出て、低迷した状態が続いている。 米産地ではプロファーマによるクロップツアーが19日から行われているが、その結 果は豊作見通しを裏付けるものであり、豊作見通しがより一段と高まっている。8月下 旬となり、大豆生育期間の終盤を迎えている。今後の天候リスクは降霜となるが、現 在、米大豆産地が異例の低温に見舞われている状況から、霜害発生リスクに注意したい ところ。ただ、連日の大口成約も豊作見通しに相殺されて低迷するほど上値が重いだけ に大幅な浮上は見込み難く、980セントを抵抗線として意識しながらの安値圏でもみ あいを想定をする。 <コーン> シカゴコーン期近12月限は8月8日以降、400セントを抵抗線とするもちあいと なっており、16日に390セントの一代安値を付けている。 米農務省(USDA)は8月の月例需給報告で24/25年度の需給緩和見通しを発 表したが、19日から実施されたプロファーマのクロップツアーでは高イールド(単 収)を示現する可能性が高い結果の発表が続いているため、引き続き上値を圧迫される 足取りが続きそう。 コーンの場合、生産量に最も影響がある時期となる6月に好天に恵まれたことを受け て6月下旬から下値を探る動きとなり、一代安値を更新する場面が続いた。豊作観測は 既に織り込んでおり、現行水準からの下落余地は限られる可能性が高い。 また、価格の下落に伴い大口成約が発表されていることや週間純輸出成約高も強気な 内容となっていることが買い支え要因になると見られる。そのため目先は現在の水準で の高下が続きそう。 なお、9月に入れば収穫開始とこれに伴う供給増加を受けて一段安となるリスクがあ ることを留意しておきたい。 <小豆> 取組は依然としてゼロ。手出し難が続いている。 MINKABU PRESS
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