前週は上値の重さが維持された。クロップツアーでは総じて良好な生産環境が報告さ れ、豊作見通しが追認されている。豊作による需給緩和見通しが織り込まれている。売 られ過ぎ感から安値修正の動きも見られたが、戻りは売られている。大豆で中国などに 向けた大口輸出成約報告が続いていることはポジティブだが、本格的な安値修正は見送 られている。トウモロコシ、大豆とともに安値低迷状態が続いている。 今週も上値の重さが維持されよう。豊作環境は決定的であり、需給緩和見通しが織り 込まれやすい。産地天候次第では瞬間的な上昇リスクもあるが、戻りは売られる展開に なろう。ファンドの売りポジションの過熱感から反発局面も増えてくる見通しだが、本 格的な上昇トレンド形成は難しい。ただし、中国などが新穀の在庫手当を強化する兆候 がみられることには注意が必要。更に大規模な買いが行われると、下値が固まる可能性 がある。 予想レンジは、トウモロコシが380〜400セント、大豆が950〜990セン ト。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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