プラチナ午前=プラチナが続落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。円高を受けて売り優勢で始まっ
た。その後は、円高が進行したが、ドル建て現物相場に押し目買いが入ったことが下支
えになった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが28〜12円安、プラチナミニが
19.0〜4.0円安、プラチナスポットが70円高、パラジウムが全限月が出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが2986枚、プラチナミニが344枚、
プラチナスポットが1036枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。パウエル米連邦準備理事会(FR
B)議長は講演で、政策を調整する「時期が来た」と述べた。利下げが明確に示唆され
たことを受けてドル安に振れた。今週は7月の米個人消費支出(PCE)価格指数の発
表がある。
 プラチナ先限は日中取引で4441円まで下落したのち、下げ一服となった。円高が
圧迫要因になったが、ドル建て現物相場の堅調が下支えになった。円相場は1ドル=
143円台半ばまで円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の961.47ドルから、ドル安を
受けて964ドル台まで上昇したのち、上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは960.90ドル、パラジウムが958.42ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが954.08ドル、パラジウムが933.73
ドル。
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