金・銀午前=金が続落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金が続落。円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、円高進行やドル建て現物相
場の上げ一服を受けて軟調となった。銀は夜間取引で4月限が下落した。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が88〜52円安、金ミニが71.0〜
34.5円安、ゴールドスポットが134円高、銀が0.4円安。
 午前11時2分現在の出来高は、金が2万1878枚、金ミニが4635枚、ゴール
ドスポットが3089枚、銀が1枚。
【NY金は米FRB議長の発言が支援】
 金はパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言が支援要因になった。米FRB
議長は講演で、雇用への下振れリスクが高まったとし、インフレがFRBの目標である
2%に向かいつつある中、政策を調整する「時期が来た」と述べた。9月の利下げが明
確に示唆されたと受け止められた。今週は7月の米個人消費支出(PCE)価格指数の
発表がある。
 レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラは司令官が先月殺害された報復として、イスラ
エルへの第1段階の攻撃を実施した。イスラエルはレバノン南部にあるヒズボラ拠点に
先制攻撃も行った。一方、パレスチナ自治区ガザでの停戦を目指す協議は予定通り25日
にエジプトの首都カイロで始まったと、イスラエル首相府が発表した。ただ同日夜、ハ
マスの代表団がカイロを去った後、ハマスのオサマ・ハムダン報道官はテレグラムへの
投稿で、イスラエルが「停戦に新たな条件を追加」し、「先延ばしを続けている」と述
べた。
 金先限は1万1629円まで下落した。円高が圧迫要因になった。円相場は1ドル=
143円台半ばまで円高に振れた。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、上げ一服。前週末の海外市場では、パウエル米連邦準備理
事会(FRB)議長の発言を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の
2515.77ドルから、2516ドル台まで上昇したのち、ドル安一服を受けて上げ
一服となった。
 午前11時現在、2512.98ドルで推移。銀は2978セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が2492.26ドル、銀が2923セント。

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