貴金属は、総じて上昇して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高と円安を受けて 買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高と円安を 受けて小幅高となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は7.16ドル高の 2517.12ドル、銀が12セント高の2988セント、プラチナが1.60ドル安 の961.61ドル、パラジウムは0.38ドル安の959.31ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=144.30/32円で、前営業日の 大引け時点から0.24円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が1万1730円前後、銀は140.0円前後、プラチナ は4480円前後、パラジウムは4400円前後。 【NY金は米FRBの利下げ見通しが支援】 金はきのうの海外市場では、米耐久財受注の増加を受けて利食い売りが出たが、米連 邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しを受けて押し目を買われた。 金は米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しが支援要因になった。7月の米耐久 財受注は前月比9.9%増と、前月の6.9%減からプラスに転じ、市場予想の5.7 %増も上回った。ただ米FRBの利下げ見通しに変わりはなかった。米リッチモンド地 区連銀のバーキン総裁は、景気悪化なら解雇増のリスクを指摘した。米サンフランシス コ地区連銀のデイリー総裁は、利下げに動く「時期が到来している」と述べた。 米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、パレス チナ地区ガザの停戦と人質解放に向けたエジプトの首都カイロで行われている交渉は 「進展しており」、具体的な問題を詰めるため、今後数日間、作業部会による協議が続 くと明らかにした。 銀はきのうの海外市場では、金堅調を受けて押し目を買われた。 【NYプラチナは米利下げ見通しも上げ一服】 プラチナはきのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しが支 援要因になったが、米耐久財受注の増加などを受けて上げ一服となった。 プラチナは米耐久財受注の増加などを受けて上げ一服となった。米連邦準備理事会 (FRB)の利下げ見通しが強いが、ニューヨーク市場の序盤の買いが一巡すると、上 げ一服となった。カナダのトルドー首相は、中国から輸入する電気自動車(EV)に対 し100%の関税を課すと発表した。在オタワ中国大使館は、「中国は自国企業の合法 的な権利と利益を守るために必要なあらゆる措置を講じる」と表明した。 <今日の予定> ・中国工業利益 2024年7月(国家統計局) ・独国内総生産 2024年4-6月期確報(連邦統計庁) ・米ケース・シラー住宅価格指数 2024年6月(S&P) ・米消費者信頼感指数 2024年8月(カンファレンスボード) MINKABU PRESS 東海林勇行
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