海外市況サマリー(27日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/12 2,552.9   - 2.3  シカゴ大豆  2024/11   986.50   + 5.75
NY銀     2024/12 3,042.6   - 2.7  シカゴコーン 2024/12   392.75   + 6.25
NYプラ    2024/10   962.8   - 9.9  NY原油   2024/10    75.53   - 1.89
NYパラ    2024/12   963.90  +1.30  ドル・円              143.95   - 0.59
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は143.90円台で推移
 NY為替市場でドル円は143円台に再び下落している。この日はドル売りが優勢と
なる中、一旦145円台まで買い戻されていたドル円も上値を維持できなかった。午後
の米2年債入札結果を受けて、政策金利に敏感な米2年債が低下したこともドル円の売
りを誘った。
 先週のパウエルFRB議長のジャクソンホールでの講演を受けて、ドル円は一旦14
3円台半ばまで下落していたが、やや行き過ぎとの見方もある中、ドル円は買戻しが膨
らんでいた。しかし、7月中旬から形成されている下向きの流れも強く上値での抵抗感
も根強い。
 ただ、オプション市場では、植田日銀総裁やパウエル議長の発言の前よりは下値を警
戒したヘッジの動きは緩んでおり、短期的には買い戻しを期待する声も一部に出てい
る。しかし、本日の動きを見た限りにおいては、なお上値は重いようだ。

◎NY貴金属=総じて反落、ドル安にも金は利食い売り先行もよう
 ニューヨーク金、銀は小反落。
 金12月限は小反落。時間外取引では、アジア時間から売り優勢となった。欧州時間
での取引開始後も安もちあいで推移し、8ドル程度の下落で推移。日中取引では、取引
開始後、下げ幅を拡大の動きも下値堅く推移、序盤の取引で売りが一巡となり、下値を
切り上げた。コンファレンス・ボード(CB)発表の8月の米消費者信頼感指数が
103.3となり、7月の101.9(前回発表の100.3から上方修正)を上回っ
たことが上値圧迫要因となった。中盤以降、ドル安にも利食い売り先行もようとなり、
前日の上げ幅を削って推移した。終盤は下値切り上げ、小幅安。引け後のドル建て現物
価格は堅調に推移した。
 銀12月限は反落。時間外取引から小反落。日中取引は金の反落が戻り圧迫要因とな
り、小幅安で引けた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムはまちまち。
 プラチナ10月限は反落。時間外取引では、金の反落につれ安もようとなり、欧州時
間の前半、7ドル程度の下落。日中取引では、金の戻りの弱さ、前半、米国株が反落な
どから買い方の玉整理の動きが優勢。7月の中国の工業利益が前年同月比4.1%増と
なり、6月実績の3.6%増の上回ったが、中国の景気先行き不透明感が強く、プラチ
ナ需要減少を警戒する動きが根強く、戻りは鈍く、軟調に引けた。
 パラジウム12月限は時間外取引では小幅続伸で推移。日中取引は他の貴金属の反落
が上値は抑えられたが、地合いは緩むことなく、小じっかりと引けた。
◎LME=軒並み続伸、ドルの頭重い足取りや中国の工業利益の増加から
 アルミ3カ月物は小幅続伸。2532ドルで小幅安で取引を開始。アジアの時間帯は
売り優勢となり2502.50ドルの安値まで軟化。欧州の時間帯も2527ドルを上
値抵抗線とする頭重い動きとなったが銅市況の堅調な値動きに支援されて反発に転じ
た。一時2554ドルまで浮上した後に高値を外れたがプラスサイドを維持したまま終
了。現物相場が小幅安に軟化したが、銅、ニッケル高に支援された。
 銅3カ月物は続伸。9307ドルで堅調で寄り付いた。その直後に9291ドルを付
けたが、これがこの日の安値となった。アジア時間に9300ドル台後半に値位置を切
り上げた後は、欧州時間を終えるまで9420ドルが上値抵抗線となりながらも堅調に
推移。米国の時間帯を迎えるとパウエルFRB議長のジャクソンホールでの講演を受け
たドルの頭重い足取りを受けて地合いを引き締めて上げ幅を拡大。7月18日以来の水
準となる9453ドルの高値まで値を飛ばし、高値圏を維持したまま引けを迎えた。
9300ドルが抵抗線となったが、9288ドル台で引け、終値としては7月19日以
来の高値となった。7月の中国の工業利益が前年同月比4.1%増となり、6月実績の
3.6%増の上回ったことも追い風。
◎NY原油=反落、3日続伸した反動で利益確定の売りが優勢に
 ニューヨーク原油の期近は反落。
 リビアの減産などで前日までに大きく上げた反動から利益確定の売りが優勢となっ
た。米国や中国など、世界経済のけん引役の景気について楽観的になれないことも重
し。来月の米利下げ開始見通しもあって米経済はソフトランディングに向かっていると
期待されている反面、利下げ開始の遅れによる景気悪化が警戒されている。米大統領選
を控えた不透明感も圧迫要因。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は下落。原油安に連動した。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は揃って続伸、コーンは軒並み反発
 大豆は揃って続伸。
 ジャクソンホール講演会でのパウエル連邦準備理事会(FRB)議長発言を受けたド
ルの頭重い動きとなるなか、前週に連日、大口成約が発表されていたことが意識されて
輸出増加期待が高まり買い優勢となった。

 コーンは軒並み反発。
 前日に一代の安値を更新し売り警戒感が高まるなかで米産地で熱波が再び広がってい
ることに加え、先週のジャクソンホール講演会でのパウエル連邦準備理事会(FRB)
議長の発言を受けてドルが頭重い足取りとなるなか、メキシコ向けの大口成約が発表さ
れたことが輸出増加期待を高め買い優勢で運ばれた。

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