きょうの為替市場はドル買い戻しが強まっており、ユーロドルは一時1.11ドル台前半まで下げ幅を広げる場面が見られた。しかし、1.11ドル台はしっかりと維持されており、底堅い値動きを続けている。 アナリストは、ユーロはECBの利下げ観測の再評価リスクを受けやすいと指摘している。市場では、FRBに比べてECBのほうが、利下げ期待が高まる余地が大きくなっており、そのため、ユーロはドルよりも安定性に欠けるという。 市場では、FRBが年末までに計1.00%ポイントまでの利下げの可能性も織り込んでいるが、ECBは年内あと3回の理事会で、計0.64%ポイントの利下げまでしか織り込んでいない。 ユーロ圏では、ドイツ経済が景気後退に転じる可能性が浮上しているが、今後、弱い経済指標が出て、ECBの利下げ期待が拡大するようであれば、ユーロは敏感に売りで反応しやすいという。また、今週はユーロ圏のインフレ指標が発表されるが、重要なテストになるとも述べている。 EUR/USD 1.1133 EUR/JPY 160.84 EUR/GBP 0.8419 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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