NY原油市況=続落、米国や中国の景気悪化懸念が重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/10     75.75       75.95       73.82       74.52        - 1.01
  2024/11     74.71       74.88       72.92       73.44        - 1.02
  2024/12     73.87       74.02       72.22       72.59        - 1.03
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              848,991             1,734,874    ( + 2,495)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/09     222.91    - 5.71
                            2024/10     225.71    - 5.35
         改質ガソリン       2024/09     221.48    - 3.21
                            2024/10     206.73    - 3.03
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
1.02〜1.01ドル安。その他の限月は1.03〜0.79ドル安。
 米国や中国の景気悪化懸念が相場を圧迫した。不動産不況で中国経済の鈍化が続くと
警戒されているほか、米国については利下げ開始の遅れによる景気悪化が意識されてい
る。来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが始まる見通しだが、米雇用環
境はすでに悪化しつつある。米国は世界最大、中国は米国に次ぐ石油消費大国。
 東西の政府が対立するリビアで減産が始まっていることは下値を支えた。東部政府が
生産・輸出停止を発表しているなか、ブルームバーグによると日量40万バレルほど生
産量が減少した。最大で日量100万バレル規模の減産となる見通し。
 パレスチナ自治区を巡る不透明感も支援要因。ガザ停戦協議にイスラム組織ハマスは
引き続き出席しておらず、対話の見通しは不透明。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報はあまり手がかりとならず。夏場の需
要期はほぼ終了している。ただ、需要期の終わりが見えているなかでもガソリン需要は
高止まりしており、ガソリン在庫の取り崩しが続いている。製油所稼働率は4週連続で
上昇し、93.3%となった。
 時間外取引で10月限は下落。一時73.82ドルまで下げた。ただ、通常取引開始
後は売りが一巡。マイナス圏を維持しつつ、売り買いが交錯した。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続落。原油安に連動した。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30
原油 −84.6万(4億2518万)
ガソリン −220.3万(2億1839万)
留出油  +27.5万(1億2309万)
(クッシング地区)
原油 −66.8万(2754万)
*()は在庫総量
今日の材料
・シリアで米戦闘機が墜落し、パイロットが脱出=報道
・ウクライナ人兵士が操縦するF16戦闘機が撃墜される=報道
・米原油在庫の市場予想は前週比300万バレル減
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比340万バレル減
・ガソリン在庫は同186万バレル減
・留出油在庫は同140万バレル減
・クッシング原油在庫は同48万6000バレル減
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