海外市況サマリー(28日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−-
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/12 2,537.8   -15.1  シカゴ大豆  2024/11   977.00   - 9.50
NY銀     2024/12 2,962.8   -79.8  シカゴコーン 2024/12   390.75   - 2.00
NYプラ    2024/10   937.3   -25.5  NY原油   2024/10    74.52   - 1.01
NYパラ    2024/12   938.50  -25.40 ドル・円              144.54   + 0.57
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◎NY外為=ドル円は144.50円台で推移
 NY為替市場はドル買いが強まる中、ドル円は一時145円台に上昇する場面が見ら
れた。しかし、145円台に入るとオプション絡みの防戦売りも観測される中、上値を
抑えられている。前日は143円台前半まで下落していたが、ドル円は激しい上下動が
続いている。特に材料はなく、月末のフローに伴うドル買いと見られていたようだ。
 ストラテジストからは、ここ数日のドルは急速に下落していたので、いくらか買い戻
される可能性があるが、インフレが現行水準で底を打つか、米国の経済活動が上向きに
サプライズでもしない限り、ドルの反転は売りのチャンスだとの指摘も出ている。
 同ストラテジストは、来年にかけてのFRBの利下げでドルはさらに弱くなると予想
しており、ベースケースではドル急反転よりもむしろ、短期的に弱含みでの推移が予想
されるという。その場合、ドル円も上値は重そうだ。

◎NY貴金属=続落、ドル高や原油安が圧迫
 ニューヨーク金、銀は続落。
 金12月限は続落。時間外取引では、ドル高を受けて売り優勢となった。欧州時間に
入ると、手じまい売りなどが出て軟調となった。日中取引では、ドル高や原油安を受け
て下げ幅を拡大したが、売り一巡後は買い戻されて下げ一服となった。
 銀12月限はドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は軒並み下落。
 プラチナ10月限は続落。時間外取引では、ドル高を受けて売り優勢となった。欧州
時間に入ると、金軟調につれ安となった。日中取引では、ドル高や金軟調、株安を受け
て売り優勢となった。
 パラジウム12月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。
◎LME=全面安、米中景気不安やドル買いの動き、欧米株安から
 アルミ3カ月物は反落。2543ドルで小安く取引を開始。一時2548.50ドル
まで浮上し、プラスサイド転換に迫る動きも見せた。しかし、中国および米国の景気不
安や欧米株式市場の頭重い足取り、ドル買いの動きが重石となって売り優勢となり一時
2484ドルまで下落。売り警戒から買い戻されたものの、この日の安値圏のまま引け
を迎えた。
 銅3カ月物は大幅反落。前日に大きく上昇した後で修正売りが先行し9412ドルで
軟調で取引を開始。その後、9418.50ドルの高値まで浮上する場面が見られた
が、不動産不況の影響による中国の景気悪化懸念が強まるなか下値を探る足取りに転
換。ドル買いの動きや利下げ着手の遅れによる米景気への影響が警戒されたうえ、欧米
株式市場の頭重い足取りに下押され、一時9233.50ドルまで下落。安値で買い戻
す動きは見られたが、3ケタの下げ幅を記録して終えた。この日の下落で前日の上昇は
相殺された。

◎NY原油=続落、米国や中国の景気悪化懸念が重し
 ニューヨーク原油の期近は続落。
 米国や中国の景気悪化懸念が相場を圧迫した。不動産不況で中国経済の鈍化が続くと
警戒されているほか、米国については利下げ開始の遅れによる景気悪化が意識されてい
る。来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが始まる見通しだが、米雇用環
境はすでに悪化しつつある。米国は世界最大、中国は米国に次ぐ石油消費大国。ただ、
東西の政府が対立するリビアで減産が始まっていることや、パレスチナ自治区を巡る不
透明感が相場を支えた。ガザ停戦協議にイスラム組織ハマスは引き続き出席しておら
ず、対話の見通しは不透明。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続落。原油安に連動した。
◎シカゴ大豆・コーン=反落、共に米産地の降雨やドル高・金・原油の下落で
 大豆は反落。
 米農務省(USDA)が大口成約を発表したにもかかわらず、米産地では降雨が発生
し、これまで乾燥が懸念されていた地域での生育環境改善見通しが強まったことや、ド
ル買いの動き、金・原油の軟調な足取りが弱材料となって売り優勢で運ばれた。

 コーンは揃って反落。
 米産地で降雨が発生しこれまで乾燥していた地域での土壌水分改善が促される見通し
となっていることが弱材料視された。また、ドル買いの動きや月末を前にした玉整理の
動き、金や原油の軟調な足取りも売りを呼ぶ要因となった。ただ、米農務省(USD
A)が大口成約を発表したことが買い支援要因となったため、下げ幅は限られた。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。