シカゴコーン市況=揃って反落、米産地での降雨や玉整理の動きなどで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2024/09    367.00      367.75      362.25      365.25      - 2.00
   2024/12    392.25      394.00      388.75      390.75      - 2.00
   2025/03    411.00      412.50      407.75      409.75      - 1.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       507,589        531,352        1,452,969 (- 38,742)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(8月23日までの週)
 生産量:日量107万1000バレル (前週比2万7000バレル減)
 在 庫: 2357万2000バレル (前週比  2000バレル減)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*米気象庁発表の6−10日予報(9月3日−9月7日)
 コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 コーンは揃って反落。終値の前営業日比は2.00〜1.25セント安。中心限月の
12月限は2.00セント安の390.75セント。

 米産地で降雨が発生しこれまで乾燥していた地域での土壌水分改善が促される見通し
となっていることが弱材料視された。また、ドル買いの動きや月末を前にした玉整理の
動き、金や原油の軟調な足取りも売りを呼ぶ要因となった。ただ、米農務省(USD
A)が大口成約を発表したことが買い支援要因となったため、下げ幅は限られた。
 12月限は392.25セントで取引を開始した後は欧州の時間帯を終えるまで
390〜392セントの限られたレンジ内で高下。シカゴの時間帯にを迎えて394
セントの高値まで浮上しながらも終盤には388.75セントまで軟化。売り警戒感か
ら買い戻されて390セント台は回復したが、マイナスサイドのまま引けを迎えた。
 米エネルギー省発表の8月23日までの週における1日当たりの平均エタノール生産
量は前週比2万7000バレル減の107万1000バレルだった。一方、8月23日
時点のエタノール在庫は前週比2000バレル減の2357万2000バレルだった。
 米農務省(USDA)は24/25年度積みでコロンビア向け10万トン、メキシコ
向け16万6735トンのコーンの大口成約を発表した。
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは五大湖周辺南部からミシシッピーバレーにかけての地域で散発的な
降雨または雷雨が発生しており、これまで乾燥した天気に悩まされてきたコーンや大豆
にとって恵みの雨となっている。コーンベルト北部では現在、低温が広がる一方、オハ
イオバレーでは熱波が広がっている。
 現在米国では北部では寒冷前線、南西部およびメキシコ湾岸では熱帯性低気圧が広が
っているため、今週半ばから後半にかけて多くの地域で降雨が発生する見込み。特に
南部ではまとまった雨量を伴う降雨が発生するだろう。一方、プレーンズ北西部の
半分など一部地域では降雨は発生しないもよう。また、中西部では気温の低下が見込ま
れる。
 6〜10日間予報に関しては、9月2〜6日にかけて中西部およびプレーンズ南東部
の半分の地域の気温は平年以下になる見込み。また、雨量はプレーンズ北部か北東部に
かけては平年を下回るが、ロッキー山脈南部およびプレーンズのその他の地域では平年
を上回る見込み。
 シカゴ小麦は続伸。米産地では乾燥が続いている地域が見られることや、熱波により
産地南部の穀物へのストレスが警戒されるなか、買い優勢となった。期近12月限の
終値は前日比6セント高の544.50セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)
 米プレーンズではモンタナ州では一部で散発的な降雨が発生しているが、それ以外の
地域では降雨は発生しておらず、農作業や穀物の生育が進行。ただ、乾燥が続いている
地域では未成熟の穀物にストレスが発生。
 米南部では熱波はミシシッピーデルタから大西洋沿岸地域までの東側に移動。南東部
の熱波を受けて夏穀物の成熟および収穫が進行しているが、未成熟の穀物にはストレス
を与えている。一方、メキシコ湾岸西部および中部では所々で散発的な降雨が発生。
今日の材料
・コーンベルトでは五大湖周辺南部からミシシッピーバレーにかけての地域で散発的
 な降雨または雷雨が発生。
・これまで乾燥した天気に悩まされてきたコーンや大豆にとって恵みの雨。
・9月2〜6日にかけて中西部およびプレーンズ南東部の半分の地域の気温は平年
 以下になる見込み。
・8月23日までの週における1日当たりの平均エタノール生産量は前週比2万
 7000バレル減の107万1000バレル。
・USDAは24/25年度積みコロンビア向け10万トンのコーン大口成約を発表。
・USDAは24/25年度積みメキシコ向け16万5735トンのコーン大口成約
 を発表。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。