プラチナ午前=プラチナが続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク安と円高を受けて売
り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の下げ一服や円高一服が下支えになっ
た。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが75〜54円安、プラチナミニが
61.0〜56.0円安、プラチナスポットが63円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが5319枚、プラチナミニが433枚、
プラチナスポットが1203枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル高や株安が圧迫】
 プラチナはドル高や株安が圧迫要因になった。主要な経済指標の発表を控えてドルが
買い戻された。またエヌビディアの決算待ちとなるなか、IT・ハイテク株が売られ、
株安に振れた。第3四半期のエヌビディアの売上高予想はおおむね市場予想通りとな
り、失望感から時間外取引で株価が下落した。
 プラチナ先限は夜間取引で4434円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=144円台前半で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の931.10ドルから、ドル安を受け
て堅調となった。
 午前11時現在、プラチナは934.90ドル、パラジウムが947.35ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが949.32ドル、パラジウムが962.92
ドル。
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