ゴム午前=続伸、上海ゴムの伸び悩みから上げ幅は縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、続伸。寄り付きでは、上海夜間高や最近の強地合いを継続し、水
準を引き上げた。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが、伸び悩みをみせていることか
ら、上げ幅を縮小させる限月が目立っている。TSR20は、出来ず。
 午前11時32分現在のRSS3号は前営業日比0.8〜3.7円高。活発限月の2
月限は同2.2円高の374.0円、期先25年8月限は出来ず、推定総出来高は
349枚(前日夜間取引含む)。

【2月限は連日で一代の高値を更新】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上海高を手掛かりに買いが優勢となった。活発
限月の2月限は、寄り付き直後に375.5円まで上昇し、4営業日連続で一代の高値
を更新した。
 ただ、2月限が今日陽線引けとなれば、過去10営業日で陰線はわずか1本となり、
過熱感はある。また、ここにきて商いは増えていない。上海ゴムをみると、中心限月1
月限は、前日の取引で節目の1万7000元接近では戻り売りを浴びている。そろそろ
調整安に注意したい。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が出来ず。TSR20は買いがやや先行する展開と
なり、同0.1〜0.5セント高で推移している。

 上海ゴムは大幅高。午前11時00分現在、指標限月の2025年1月限は、前営業
日比65元高の1万6740元で推移している。

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