NY原油市況=反発、米GDPの上方修正で景気懸念が後退

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/10     74.42       76.91       74.05       75.91        + 1.39
  2024/11     73.31       75.51       72.92       74.67        + 1.23
  2024/12     72.45       74.40       72.04       73.73        + 1.14
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              752,072             1,731,598    ( - 3,276)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/09     228.40    + 5.49
                            2024/10     231.26    + 5.55
         改質ガソリン       2024/09     224.77    + 3.29
                            2024/10     210.77    + 4.04
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
1.23〜1.39ドル高。その他の限月は0.86〜1.14ドル高。
 来月の米利下げ開始が見通されているなかで、米経済のソフトランディング期待が高
まったことが相場を押し上げた。4−6月期の米国内総生産(GDP)・改定値は前期
比年率+3.0%まで引き上げられた。個人消費が上方修正されており、米景気悪化懸
念が後退している。米新規失業保険申請件数の4週間移動平均が23万1500件まで
減少したことも米景気懸念を和らげた。
 ドイツ消費者物価指数(CPI)の減速を手がかりに、欧州中央銀行(ECB)の追
加利下げ観測が強まっていることも上昇を支援。30日には8月のユーロ圏消費者物価
指数(HICP)・概算速報値が発表される。
 東西の政府が対立するリビアで減産が始まっていることも支援要因。東部政府が生産
停止を発表しており、ロイター通信によると29日時点で日量70万バレルの減産とな
っているもよう。リビアの油田のほとんどは東部政府の掌握する地域にあることから、
減産規模は日量100万バレル程度まで増加する見通し。
 時間外取引で10月限は74.05ドルまで弱含む場面はあったが、通常取引開始に
かけて買い戻しが優勢となった。通常取引序盤には76.91ドルまで上昇。ただ、そ
の後は上げが一服した。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。原油相場に連動した。
今日の材料
・9月にイラクは減産へ、OPECプラスの生産枠超過の穴埋めとして
・投資不足で2030年までに日量7000万バレルの供給不足となるリスク=米エク
ソン・モービル
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