[今日の視点]貴金属=金が続伸、円安が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が続伸して寄り付く見通し。金は円安を受けて買い優勢となろう。銀は
ニューヨーク安を受けて売り優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが
ニューヨーク安を受けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は11.03ドル安
の2504.57ドル、銀が63セント安の2882セント、プラチナが14.48ド
ル安の928.32ドル、パラジウムは17.45ドル安の965.46ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=146.48/50円で、前営業日の
大引け時点から1.55円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万1820円前後、銀は136.5円前後、プラチナ
は4375円前後、パラジウムは4500円前後。
【NY金は月末前の利食い売りが圧迫】
 金は前週末の海外市場では、月末前の利食い売りなどが出て売り優勢となった。
 金は利食い売りが圧迫要因になった。月末を控えてドル高に振れた。8月のユーロ圏
消費者物価指数(HICP)上昇率(速報値)は前年比2.2%と、3年ぶりの低水準
まで鈍化した。7月の米個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比2.5%上昇し、
前月と変わらずだった。個人消費の堅調が示されたことで米連邦準備理事会(FRB)
の大幅利下げはないとみられている。
 イスラエルでは、イスラム組織ハマスの人質となっていた6人の遺体が発見されたこ
とを受けて、国民の怒りが高まっている。イスラエル最大の労働組合、労働総同盟はネ
タニヤフ首相にハマスとの停戦合意を迫るため、2日から全国的なストライキを実施す
ると宣言した。

 銀は前週末の海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナは前週末の海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。7月の米個人消費支出(PCE)価
格指数は、前年比2.5%上昇し、前月と変わらずだった。個人消費の堅調が示された
ことで米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げはないとみられている。一方、8月の
中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.1と前月の49.4から低下し、
6カ月ぶりの低水準となった。節目となる50を4カ月連続で下回り、中国経済の先行
き懸念が残ることも圧迫要因である。
<今日の予定>
●米国、カナダ(勤労感謝の日)
・中国製造業購買担当者景況指数 2024年8月(財新)
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2024年8月確報(Markit)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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