NY原油市況=大幅続落、リビアの供給懸念の沈静化や中国の需要懸念で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値  帳入値   前日比
  2024/10     73.53      74.41      70.10      70.34      - 3.21
  2024/11     72.64      73.35      69.37      69.59      - 3.06
  2024/12     71.82      72.50      68.83      69.04      - 2.85
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電            1,109,124             1,709,235   (- 36,089)
                    帳入値  前日比
ヒーティングオイル  2024/10     220.60    - 7.23
                   2024/11     222.20    - 7.17
改質ガソリン        2024/10     197.77    -11.55
                   2024/11     195.53    - 9.93
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ニューヨーク原油は大幅続落。終値の前営業日比は期近2限月が3.21〜3.06
ドル安、その他の限月は2.85〜2.03ドル安。
 中央銀行を巡る東西両勢力の対立で原油の供給懸念が続いているリビアで、国連リビ
ア支援ミッション(UNSMIL)主導による同国の対立勢力の協議により、新たな中
央銀行総裁を30日以内に選出することを合意したことでひとまず供給懸念が沈静化し
た。また2日に発表された8月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は予想
を上回ったものの、新規輸出需要が8カ月ぶりに減少して、同国の需要懸念が続いてい
ることも圧迫要因。加えてレーバーデーの祝日明けで、米国のドライブシーズンが終わ
り、その時期に上昇相場を作れなかったファンドの手じまい売りが加速したとの声も聞
かれた。
 さらには米株急落やチャートの悪化で売りが売りを呼ぶ展開となった。

 10月限は、アジアの時間帯の時間外取引では73ドル台後半を中心に堅調に推移。
欧州の時間帯序盤には74ドル台に乗せて74.41ドルまで上昇した。しかし結局こ
れがこの日の高値となり、その後は大きく崩れた。欧州の時間帯後半にいったん72ド
ルの節目に支持されて戻す場面もあったが、結局米国の時間帯にはそれも割り込み、安
値は70.10ドルまであった。その後は70ドル台を割り込まずに引けは70.34
ドルまで戻した。この日は新月であり、このまま70ドル台を維持して底入れするのか
否かが注目される。

 リビアでは、 国連リビア支援ミッション(UNSMIL)主導で、2日から議会下
院や国家高等評議会、大統領評議会の代表などが参加して協議が行われていたが、3日
に新たな中央銀行総裁を30日以内に選出することで合意した。

 改質ガソリン、ヒーティングオイルも大幅続落。原油が大きく崩れたことに圧迫され
た。
今日の材料
・リビアの東西勢力、国連主導の協議で30日以内に新たな中央銀行総裁を選出するこ
 とで合意。
・中国の需要懸念が続く。
・ニューヨークダウ平均株価、ナスダックなど米株が急落。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。