貴金属は、軒並み下落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安と円高を受けて 売り優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安と円高を 受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は1.87ドル安の 2493.24ドル、銀が32セント安の2803セント、プラチナが15.00ドル 安の906.15ドル、パラジウムは24.69ドル安の944.31ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=145.36/38円で、前営業日の 大引け時点から0.98円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が1万1695円前後、銀は133.0円前後、プラチナ は4245円前後、パラジウムは4600円前後。 【金はリスク回避が圧迫】 金はきのうの海外市場では、景気減速懸念によるリスク回避の動きを受けて売り優勢 となった。 金はリスク回避が圧迫要因になった。中国経済の先行き懸念に加え、米国の景気減速 懸念を受けてリスク回避の動きとなった。8月の米ISM製造業景気指数は前月の 46.8から47.2に上昇したが、節目となる50割れが続き、景気減速懸念が高ま った。雇用が若干改善したが、新規受注のさらなる減少や在庫増加から、製造業の活動 は当面低迷が続く公算が大きいことを示唆した。 銀はきのうの海外市場では、景気減速懸念や金軟調を受けて売り優勢となった。 【プラチナは景気減速懸念や金軟調が圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、景気減速懸念や金軟調を受けて売り優勢となっ た。 プラチナは景気減速懸念や金軟調が圧迫要因になった。8月の米ISM製造業景気指 数が小幅に上昇したが、節目となる50割れが続き、景気減速懸念からリスク回避の動 きとなった。中国経済の先行き懸念が強いことも下げ要因だが、上海プラチナの出来高 は増加しており、中国勢の安値拾いの買いが入っている。 <今日の予定> ・中国サービス業購買担当者景況指数 2024年8月(財新) ・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2024年8月確報(Markit) ・米貿易収支 2024年7月(商務省) ・米耐久財受注 2024年7月確報値(商務省) ・米製造業新規受注 2024年7月(商務省) ・政策金利発表(カナダ銀行) MINKABU PRESS 東海林勇行
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