プラチナ午前=プラチナが続落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク安と円高を受けて売
り優勢で始まった。その後は、円高が一服したが、日経平均株価の急落を受けてリスク
回避の動きが強まると戻りを売られた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが128〜94円安、プラチナミニが
107.0〜32.0円安、プラチナスポットが4円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが6617枚、プラチナミニが740枚、
プラチナスポットが2744枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは景気減速懸念や金軟調が圧迫】
 プラチナは景気減速懸念や金軟調が圧迫要因になった。8月の米ISM製造業景気指
数が小幅に上昇したが、節目となる50割れが続き、景気減速懸念からリスク回避の動
きとなった。中国経済の先行き懸念が強いことも下げ要因だが、上海プラチナの出来高
は増加しており、中国勢の安値拾いの買いが入っている。
 プラチナ先限は4211円まで下落した。ニューヨーク安と円高が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=145円前後まで円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の907.47ドルから、ドル高が一服
したが、戻りを売られて軟調となった。
 午前11時現在、プラチナは903.90ドル、パラジウムが939.25ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが921.15ドル、パラジウムが969.00
ドル。
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